

ファット・カンパニー 天体戦士サンレッド アニマルソルジャーセットのレビューです。
神奈川県川崎市を舞台にした、くぼたまこと氏による漫画作品 『天体戦士サンレッド』 に登場するキャラクターたち。世界征服を企む悪の組織 『フロシャイム』 の怪人達だ!
フロシャイムは世界征服を企む悪の組織でありながら、幹部であるヴァンプ将軍を始め、良い人であるのが特徴的。悪の組織らしからぬ言動が目立ち、敵対するヒーロー以外の一般市民には被害を与えないように戦うのが常。日本全国に支部があるが、劇中で登場するのは主に舞台である川崎の支部になっている。
アニマルソルジャーもその川崎支部の怪人で、4匹ともぬいぐるみを型の怪人になっている。リーダーは、うさぎ型の怪人ウサコッツ。橙色のがデビルねこ、緑がPちゃん・改、青いのがヘルウルフである。4匹ともいかにも怪人らしいネーミングながら、その外見は実に愛らしい。子供を人質に取るように作られた怪人故に、子供きにたいして危害を加えることが出来ず、時に逆に子供に虐められることもある。それでなくても、女子供にはかなりの人気がある。善人の多いフロシャイムでは珍しく、レッド打倒にかなり燃えており、ヴァンプ将軍に無断で出撃することもしばしば。
なお、青のヘルウルフだけはもともとメンバーではなく、本部から川崎支部へ着任した後に加入している。それでも一匹狼なところがあり、単独行動が多い。ただし、アニマルソルジャーの自覚がないわけではなく、口数が非常に少ないところや性格の部分からそう見えるだけの話であると思われる。
殊残りの3人はフロシャイムの中でも古参のメンバーであり、多くの怪人が彼らに敬語を使う他、 「兄さん」 や 「先輩」 と呼んでいる。でも、やっぱりマスコット的な存在なので、いじられることもしばしば。組織の中でも特殊なメンバーたちで、メンバー集めにヴァンプすら関与していないとか。
ヴァンプ将軍やサンレッドのfigma化と同時進行で、フィギュア化されたよう。サイズはねんぷちよりも小さく、それでも幾つかのパーツにわかれており、シンプルだが可動ができるようになっている。また、武器の換装もあるなど、この大きさで簡単なアクションフィギュアになっています。
作品名 | 天体戦士サンレッド |
発売元 | ファット・カンパニー |
販売元 | グッドスマイルカンパニー |
発売日 | 2012/07/26 |
原型 | Phat! |
スケール | ノンスケール |
全高 | 約45mm |
仕様 | PVC&ABS 塗装済み(一部)可動フィギュア・専用台座 |
使用カメラ | PENTAX K-x |


ケースは、横長サイズながらもコンパクト。ねんぷちよりも小さいので、必然的に箱も小さい。
正面には、集中線のようなものが描かれています。

中身はこんな感じで封入されています。

とりあえず、4人並べてみます。差し替えるパーツもありますが、こちらでは入っていた状態で撮っています。

後ろはこんな感じ。
4匹とも、昔のねんどろのように両脚を挟み込むと同時に、股の部分で支えるようになっている。また、尻尾も固定するようになっており、ここの保持がフィギュアのバランスをよりよくしていますね。


まずは、リーダーのウサコッツから。ウサギのような外見ながら、顔の左上側は機械になっており、背中には翼がある。もともとはデビルウサという怪人であったが、自分と共にトラックに轢かれそうになった仲の良かった少女を助けた際に重傷を負ったところで、フロシャイムの改造手術を受けて今の名前と体になった。
必殺技は、右手の指先から出る長い爪からならデーモンクロー。羽根があるため、飛行も可能。
右目とヒゲはプリントで再現。鼻と左目などはモールドがしっかりされています。この大きさで、なかなかいい出来映え。腰のベルトに描かれるFの文字(フロシャイムのF)も綺麗に造られています。
これは4匹共通だが、可動できるのは首、手足、尻尾である。加えて、ウサコッツは羽根も可動できる。

ちゃんとビス留めしたようなモールドも再現。
耳の出来もまずまずいい感じ。

羽根も丸みを持たせて、ぬいぐるみのようにかわいく造られていますね。

ウサコッツは下半身パーツが二種類あって、座らせることも出来ます。(右側が元から付いていたもの)
なお、別個に撮り忘れたのですが、普通の右手も付いています。


続いて、デビルねこです。必殺技は頭突きであり、それを発揮する戦闘中は頭の装甲から角を生やす。(もともと剥げた部分を隠すためのもので、角は後付けされた機能)
ウサコッツとは、彼がデビルウサの頃からの仲で、彼と行動を共にしていることがほとんど。 「~なの」 のような語尾が付くことが常だが、糖尿病や円形脱毛症など、中年男性にありがちな特徴が多く見られる。性格もネガティブで疑り深い。
ウサコッツと同じく、彼も悪くない出来映え。と言っても、4匹とも出来はいいのだが・・・。
鼻はしっかりモールドがされており、このサイズで立体感がしっかりある。

見るからに、ネガティブな顔。どこか(´・ω・`)ショボーンに似ているような気も・・・(ぉぃ
デビルねこも頭の金属の出来が実にいい。塗装もメタリックシルバーで、パーツが別なのもあって、頭部とは綺麗に塗り分けられていますね。

頭のパーツを差し替えて、角付きのものを付けることが出来ます。しっかり尖っていて、威力がありそうだ。
でも、レッドさんには全く通用しないんだな・・・(´;ω;`)


続いて、Pちゃん・改です。改とあるのは、何度も改造がされているから。しかも、自らそれを行っており、改造が趣味になっている。原作初登場時では普通に話ができていたものの、回が進むことに機械的な動作が当たり前になり、喋ることも出来なくなるようになる。さらに過度の改造により、音声システムエラーを起こすことも。
ただし、その改造を続けていただけあって、最初はただのビーム砲や飛行能力程度だけだったのが、核ミサイルの搭載に加え飛行能力も戦闘機並みになるなど常人離れ・・・常鳥離れしていく。必殺技のひとつである破壊光線は、巻き添えを食らったウサコッツを瀕死にさえた上、レッドに本気で危機を感じさせたほど。フロシャイム内の飛べる怪人で誰が再強かというテーマが議題に上がった時、別次元という理由で選択肢から除外された。
アニメ版ではここまで行かないものの、初登場時からすでに喋ることが出来ない状態になっている。モールス信号のように頭のランプの点滅で感情表現を行っている。
外見は緑色のひよこで、クチバシや翼などよくできています。頭には、アンテナ。個人的には、4匹の中で一番、尻尾の部分の保持力がいいと思いましたね。

ウサコッツのと違い、鳥の羽らしい造り。

クチバシが換装可能で、口からミサイルを出すものに差し替えることが出来ます。
こちらのミサイルもよくできています。


そして、最後がヘルウルフです。前述通り、一匹狼。満月の光を浴びると、巨大なオオカミに変身することができ、その力はフロシャイムのトップ5に入る。もちろん、光が消えると元に戻るので、レッドに勝つには晴れた満月の下でないと不可能。
青色に黒い目なので、暗いところで撮ると目がわかりづらい部類でしょうか。狼らしい髭も造形されており、出来は上々。尻尾もいい感じですね( ´∀`)b


彼には主な換装パーツはなく、こちらの台詞パーツが付いている。ちなみに、両面に別々の台詞がプリントされている、一つの付属。実は口数が少ない以前に、しゃべる台詞が二つ・三つしかない。アニメではこちらの 「チュキ?」 と 「コロチュ」 の二つのみだが、一度だけ 「オメデトウ」 なども使っていたりする。でも、基本的にはこの二つ。
では、あとは適当に...

頭突き攻撃態勢に入る...

「コロチュ」
「」(ミサイル発射用意~)

秘密の特訓?

たまには休憩も。


以上、ファット・カンパニー 天体戦士サンレッド アニマルソルジャーセットでしたー
出来は申し分ないですが、前のイカ娘と同じく、一部粗いところもなくはない。完璧とは言えないけど、一定ラインは越えているので出来の信頼性はあるかと思いますね。ねんどろはウサコッツしか出ていないですし、figmaに合わせたようなサイズなので、figmaヴァンプ将軍やサンレッドと絡ませて遊ぶと楽しめるかと思います^^ 彼らだけで遊ばせても和みますね。
出来ればアニマルソルジャーのメンバーじゃないけど、おまけでタレミミも付けて欲しかったな~。
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