

マックスファクトリー figma ブラック★ロックシューター TV ANIMATION ver.のレビューです。
ノイタミナ枠のテレビアニメ 『TV ANIMATION BLACK ROCK SHOOTER』 の主人公・マトの思念体であり、現実世界とは別にある 「虚の世界」 に住んでいる住人。黒い衣装に、マト曰く”涙の青”の瞳を持つ少女。
割と前にレビューしたねんどろいどと同じく、テレビアニメに準拠したデザインのBRS。今まで幾つか登場したものの中で唯一、フードを被っている。腹部にある縫い跡がないのも特徴。
Black bladeとRock cannonはテレビアニメ版でも健在であり、後者は新たにガトリング型に変形させることも可能になっている。もう一つの世界のこと知っている納野サヤたちからは、そのもう一つの世界を破壊するものとして敵視されていた。
ぼちぼちテレビアニメ版のゴールドソーが出るので、その前に開けてなかったこちらをということで。何気に、順番的にはねんどろよりも先に出ていたりするんですけどね^^;
2種の表情に加え、おなじみの燃える瞳を再現する前頭部パーツももちろん付属。今回はフードを被っているBRS故に、何時もの頭部に加えて、フードを被ったバージョンも付いています。武器には前述のBlack bladeとRock cannon。Rock cannonを支えるために台座も二つずつと、ボリュームが結構なものになっております!
作品名 | TV ANIMATION BLACK ROCK SHOOTER |
発売元 | マックスファクトリー |
販売元 | グッドスマイルカンパニー |
発売日 | 2012/08/08 |
原型制作 | 浅井真紀・マックスファクトリー |
スケール | ノンスケール |
全高 | 約145mm |
仕様 | ABS&PVC 塗装済み可動フィギュア |
撮影使用機材 | PENTAX K-x |


おなじみのタイル模様のデザインですが、青い砂嵐にあったかのように霞がかったデザインになっています。
後ろにはおなじみのサンプルによるかっこいいポージング一覧。

中身はこんな感じになっています。欲を言うなら、もう一個ぐらい表情が欲しいところですが、BRSはあんまり表情変わらないからなぁ。


本体以外をパシャリ。左の方は、前の画像ではわかりにくい台座とかにあるものの一覧。



3方向ぐるり。元のデザインとは大きく変わっていませんが、腰に白いラインが横に入っているのが特徴。(白い縁はファスナー) 髪の長さも少し短くなっている、ブーツの履き口の裾は長く、ベルトの形状など、BRSらしさは残しつつもよりスタイリッシュなものになっております。
figmaだけで見ると少し構造がわかりにくいですかね。アニメやねんどろも見比べるとわかるのですが、服の前側にある白いセンターライン、腰のあたりにある横のライン、後ろの腰あたりから裾に向かっている縦のライン3つともファスナーであり、実際閉じると繋がっている構造のよう。で、腰の横のラインのところはファスナーが途中にあるので、前の中心からそこまで開いていると解釈すればいいんですかね。後ろの縦のは途中で角度が開くように変わっていて、そこの区切りのところにファスナーがあるので、そこから下が開いているんでしょう。
出来はまずまず。髪造形が思ったほどよくなかったのが惜しいところでしょうか。塗装とかは悪くなかったんですけどね。
あと、フードやトップスのスーツの裾など、軟質を使ってるところが多く、可動面が優れているが多少汚れやすい部分もあったりで


顔アップ。表情が読み取れない無表情顔。この一見、落ち着いているように見えて、その内に燃える炎の闘志を秘めているのがBRSですよね(ぇ
アイプリなどの仕上がりは綺麗で、お口もいい。髪造形はまずまずいい感じなのですが、細部見るとガタガタになっているなど惜しいところもあります。

一応、別方向からも一枚。


頭部の仕様は恒例のものになっております。最初のBRSと比べると、癖っ毛な感じになっていますが、その造形はやはり繊細な造り。上にはねていたり下にはねていたり個性的でよかよか。
おおむね良い出来なんですが、やっぱり一部粗い感じです。個体差ですかね^^;


衣装の出来は申し分ないです。造形で見てトップスは軟質素材が使われており、手足の可動での干渉をやわらげてくれます。ファスナーの縁造形はシンプルながらも塗装はまずまずなところ。
星マークは胸元のも背中のも綺麗にプリントされています。元のバージョンよりややかたい素材を意識しているのか、シワ造形は前ほど細かく造られてはいないようにも思えますが、これだけでも充分によくできていると思います。

フードは別パーツになっており、ちょうど鎖骨とかがあるところのダボ穴に差し込みます。
また、このフードは軟質素材になっています。そのためか差し込みにくいことこの上なかった・・・



両腕にあるラインは、縦はおなじみですが、アニメ版では加えて手首あたりに横にも入っています。腕の丸みなど、このサイズでよく表現されております。


figmaで見ると、トップスと離れている感じなので、腰マントのように見えますね。
figmaジョイントでトップスと繋いでおり、左右ともそれぞれ独自に可動させることができます。


あと、おみ足も。ブーツの出来は結構良い感じでしょうか。底が高いのは前のと同じですが、色が白から銀に変わっております。前述の履き口の折れているところの長さも含めて、幾つかアレンジが加えられている。こういうのを探すのは楽しいですね^^
ではでは、本体以外のパーツも!

まずは、左目に宿る蒼い炎を発現した時を再現する前頭部。
蒼い炎は今回もクリアパーツになっております。

別表情は、睨み顔です。視線が右向きになっており、まさに睨み付けるような表情になっております。
こちらもアイプリなど綺麗に仕上がっていますね^^
あとは、武器ですね~。まずは、ポーズつけるのが楽なこちらの方から行きましょう。

Black bladeです。こちらも幾らばかりか、アレンジが施されています。特に、柄の方の形がですね。
刃先は鋭く、塗装も綺麗と、出来は申し分ないでしょうか。


ねんどろいどと同じく、握り手が二種類あります。ポーズによって使い分けるといいですかね~。
なお、写真では右手だけですが、同じ仕様で左手も二種類の握り手が付いております!

続いて、Rock cannonです。また、今回のもごっついですね(゚A゚;)

と、その前に・・・こちらがフードを被った状態です。表情パーツの入れ方は、従来の頭部パーツと同じものです。
胴体に取り付ける時は、頭部ごと差し替え、且つ、鎖骨あたりに固定するフードパーツは外しておいて取り付けます。



Rock cannonですが、これまた重厚な造りになっています。塗装は焦げ茶色が混じった色合いで、少しさび付いているように見えなくもない。
造形が丁寧で、彫りなども丁寧にモールドされています。砲身の周りある3つの柱は展開できるようになっています。砲身にダボ穴があるので、閉じている時はしっかり固定されますね。
ではでは、アクションポージング!!

フードを被ると、なんかイメージが変わりますね。
BRS = ツインテール なんてことはないはずなんですけどねw

ただまぁ、やっぱりフードじゃないBRSさんの方が自然に見えるのは、今までのフィギュアを見てきているからですかね。


もともと衣装的に胴体だけだと結構な可動域を誇るBRSが、マントの可動や軟質のおかげで特に可動を制限されないのがいいね。
強いて制限あるなら、首ぐらいかな。

台座はどうしても重いので、台座必須ですね。ちなみに、写真のようにダボ穴に差し込む以外に、アームで掴んでもいいみたいですね。安定感はこちらの差し込むやつの方がありそうな感じですが...

台座があれば、こんな風に持ち上げる感じだって(当たり前


以上、マックスファクトリー figma ブラック★ロックシューター TV ANIMATION ver.でしたー
髪造形がもっとよければ満足だったのですが、ここいらは個体差あるので仕方ないかな。あと、軟質フードの取り付けもですね^^;
ただ、武器の方はよくできているし、マントなどの可動面も非常にいい。フードを被った状態にできるのも、パーツの付け替えは面倒だったけど、作品に準拠していてよかったです^^
なんだかんだBRSのfigmaも4回目ですが、やっぱいいものはいいですね!かっこいいですわ!
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