

Gift Fate/EXTRA セイバーエクストラのレビューです。
Fate/stay nightを原作とするダンジョンRPG 『Fate/EXTRA』 に登場するサーヴァントの一人。Fate/stay nightに登場するセイバーと同じく剣を武器とするサーヴァントだが、彼女とは全くの別人。リリィなどと違って、声も違う。
姿も全く違い、赤い礼装を纏っている。剣も奇妙な形に捻じれており、隕鉄の鞴(いんてつのふいご) 「原初の火(アエストゥス エストゥス)」 と題された彼女お手製のもの。スカートの前が半透明になっていて中が丸見えである他、胸元など肌がちらほら見える服装をしているが、これでも一応、男装であるとのこと・・・んなばかなw
プレイヤーが使役できる三人のサーヴァントの一人で、彼女を選択した場合は難易度がもっとも低い。オルタやリリィのような呼称がなく、シナリオライターの奈須きのこさん曰く 「赤セイバー」 。コミック版では唯一登場しており、プレイヤーが選択できるアーチャーとキャスターは登場していない。
真名は、帝政ローマの第5代皇帝 「ネロ・クラウディウス」 。生涯を謀略と毒とに彩られた悪名高き者であり、あらゆる宗教勢力やローマ元老院を弾圧した事から ”暴君” と呼ばれていた。生前は市民を愛し、第一と考える為政者であった。彼女が市民に持っている愛と、彼らが望んでいる愛は違っており、最後は誰にも愛されることなく自決する。(実在するネロは自分では死にきれず、奴隷に切らせたらしい)
夢のカグツチノ公国さん作のセイバーでメーカー商品となったのは、これで3つ目かな。今までの流れだと、グッスマのスケールが出てから夢のカグツチノ公国さん版が出るかなと思っていたので、そういう意味では珍しいケース。EXTRAのみに登場するセイバーですが、意外と数あるフィギュアが出ていますね。他、ボークスからはDDなんかも出てますしね。
夢のカグツチノ公国さんのセイバーは癖があるといいますか、輪郭がややリアルなところがあります。でも、今回のエクストラは最初に出たセイバーに比べると、だいぶ落ち着いた感じがするのは私だけですかね。いやま、落ち着いたというより、戸田さんの腕が当時よりさらに向上したのかもしれませんが。私はリリィを買ってなかったので夢のカグツチノ公国さんの作品はマキリ以来なのですが、今回もクオリティのレベルが高い作品となってます。彩色原型も同じ方ということで、期待も高く持てますね!
作品名 | Fate/EXTRA |
メーカー | Gift |
発売元 | Gift |
販売元 | グッドスマイルカンパニー |
発売日 | 2012/04/27 |
原型製作 | 戸田聡(夢のカグツチノ公国) |
彩色原型製作 | 沙羅(蒼月少女) |
スケール | 1/8スケール |
全高 | 約180mm |
仕様 | PVC 塗装済みフィギュア |
使用カメラ | PENTAX K-x |


ケースは、あの仮想空間を模したデザインになっています。前方のブリスターが見えるところは、ピースが欠けたような切り抜きになっています。
後ろ側には、セイバーのあの台詞が((o(´∀`)o))

さっそく取り出し。青セイバーの時と同じ、足場が鏡になった台座になっています。上から見下ろしていると見せかけて、スカートの中が見ることができるいうことか(マテ
セイバー自体は一般的なサイズですが、身の丈ほどある剣が長く、飾る時は横にも場所を取りますかね。まぁ剣が伸びているだけなので、なんとかなりそうですが。

続いて、セイバーだけで全身ぐるり。上はメタリックレッドとの派手ながらも美麗な衣装、下は透明感あるホワイトのスカートと、バランスのとれた色合いの衣装。ところどころゴールドカラーの装飾がされていて、非常に高貴な印象を持たせます。
低く剣を構え、両脚を開いてしっかり地に立ち、今にも戦いが始まらんとするような雰囲気があります。




後ろから見ると、衣装の翻りが半端ないです。これ少しでもアングルを下げると、もう見えちゃうんじゃないかってぐらいに(何がとは言わないけど...
ドレススカートの翻りも大きい。強い風が吹き抜けるところであるのか。




もうね、赤いドレスの造り込みが半端じゃないです。シワ造形が細かく、縁の装飾も素晴らしい。レッドメタリックということもあって、一箇所ぐらい塗装剥げがあってもおかしくないほどなのですが、そんなものひとつもない。ドレスの質感がわかるほどに繊細な造形がされていて、塗装の出来も非常にいい。彩色済みのフィギュアでこのレベルのものが普通に販売されるというのは嬉しいところですね^^ むしろそれが当たり前なんだろうけど、なんだろう、この何時も以上の感動は。。。



顔アップ。原作のセイバーとは少し違う、カグツチさんらしい造りのお顔です。ただ、やはりリリィやオルタに比べて落ち着いているというか、何時もほどの濃さを感じないのは気のせいかな。何時ものは美しい!ただただ美しいのですが、今回のは少しかわいらしさも感じられるんですよね。赤セイバーだから・・・なのかな。
凛々しさあふれる表情で、艶のある瞳と唇に目が吸い寄せられるほど美しい。唇はうっすら開いていて、ちらりと歯が見えていますね。やばい、これはゾクリとくる綺麗さです(*´Д`) 3枚目のような方から見ると、また印象が少し変わるかな。
アイプリは相変わらずの高いレベル。唇の塗装も綺麗です!
前髪はやや目にかかりますが、正面から見ても違和感はない。アホ毛のカーブもちょうどいい。


後ろに髪をまとめているような造り上がりも申し分ないです。ねじれたところが細かく再現されていますし、リボンとの色分けもきっちりできています。リボンの出来もいいですし、大変満足!

この赤セイバーの魅力は多くありますが、造形での見所はやはりこの赤いドレスでしょうか。質感が意識されていて、その生地の翻りやシワの付き方など意識された仕上がりになっています。

縁の装飾はちゃんと造形もされていて、塗装も綺麗と言うことないほどの出来映え。
腰の辺りのシワ造形も細かく造られていますね(;゚д゚)



( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
以前のセイバーさんは割と小さい方だったのに、赤セイバーさんは別人で胸元もふくよか! それを包んでいるのは、レオタード調のインナースーツのようんで。おっぱいが重たげに、ドレスに乗っかっています。なんてけしからん!
谷間もさらしていて、これで男装と言い張るセイバーさん、素晴らしいです(*´Д`)
それはさておいて、レオタードの出来もいいですかね。横乳のところのシワ造形、真ん中のボタン?辺りのシワ造形も再現されていて、おっぱいがレオタードを押しているような感じが表われています。



肩の刺繍や留め具は、いかにも王様とか貴族の方によく見るデザインのもの。装飾は豪華ですが、その上に金属のような留め具を付けているので、多少は防御も考えているのでしょうか?
その肩の真下と脇の方は細かいシワ造形がされていて、その隙間まで綺麗に塗装がされています。
袖は手首のところで生地の幅が大きくなっているようで、はだけるように広がっています。その内側には、スカートと同じ透明感ある袖が出ており、ここにも細かい装飾が施されています。ここもインナースーツの一部なのかな。
手はやわらかさある女性らしいもので、指は爪まで綺麗に塗装されています。


胸元の下には、僅かに腹部への攻撃を守るための装甲がされています。装甲と言っても、肉抜きされた八の字のような形。その向こう側、お腹の辺りもドレスは開かれており、ドレスの裾には金色の装飾がされた縁。これすごいのは、塗装だけじゃなくて、ちゃんとモールドまでされているってことですよね!



後ろで翻っているスカートも、細かいシワ造形がされています。先の方のスカートの折れ具合はやわらかくも上品な生地で、折り目が付きにくいものに見えたり。装飾はこちらの方にも多く扱われていて、そのクオリティも高いレベルです! シワ造形がまたこまけぇのこまけぇの!



左側の方もこの出来映え( ´∀`)b
メタリック塗装なので、光に反射しているところや影が色濃く表現され、まるでグラデーションがされているかのような感じになりますね。こちらの方も装飾が細かく造られています!
内側の赤はメタリック感がないのも特徴。また、縁に造形もないです。
ここいらもちゃんとデザインされているのですね。

お背中も露出度はやや高め? 何より、腰の下の方まで露出しているように見えます。
お背中には、肩胛骨や背筋の造形も再現されていて嬉しいところです(*´∀`)
腰の後ろ辺りには、胸元の下にあるものと同じ装甲が施されています。・・・装甲というより、留め具かも(ぉぃ

気になる、腰の下の方・・・おぉ、こ、これはまさか?!

ちょっと角度を変えてみる。
うぉ、やっぱり。おしりの谷間が露わになっているではないか!!
これはいかん!これはいかんよ、セイバーさん!'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

続いて、下の透明感あるスカートへ。
劇中ではもっと透明感があるスカートなのかな。透け透けのスカートを日常つけてるとか露し.'∴・(´Д○≡(# )=(゚Д゚ #)○
透明感ということで、クリアーパーツが使用されているよう。その縁には腕周りの袖と同じく、金色の装飾がされています。
フィギュアではやや白味があるクリアパーツです。劇中のものを再現するなら、これぐらいでいいのかな。余りに透明すぎると視線に困るし(マテ
赤いドレスと同じく、こちらのスカートもシワが細かく造形されていますね。

後ろは翻っていて、健康的なおみ足が見えます。イイネ(*´∀`)ヾ(゚Д゚ )ォィォィ



シワ造形が申し分ないですね。その向こうに肌色が見えてしまうのがまたいいね。これきっと、実際は濡れると肌にべったりくっついちゃうタイプのスカートだよ・・・濡らしたいね(自重
縁のデザインも丁寧に造られています。特に剥げたところもなさそうでよかった^^

膝より下は甲冑にあるような具足をつけています。縁の装飾などに使われている金色とは違う、金色の具足。
ふくらはぎもありますが、全体的におみ足は女性らしく細いですね。

膝裏には装甲がなく、膝当ての部分が特徴的なモールドがされています。



つま先やかかとまで丁寧に造られています。両サイドの留め具まで綺麗に再現されています。

台座は上が鏡になっており、セイバーのローアングルで見える視界が映ります。
開封した時はちゃんとフィルターが貼ってあるので、剥がしてからセイバーとくっつけます。

細足ながらも、膝裏の造形がされています。ふくらはぎがあることからも、膝裏の曲線がわかりやすいですね^^

ふとももも細いめです。肉感ってものは言うほど感じないですが、女性らしい細足も悪くないよね。
セイバーの生前を考えても、余り出歩いているイメージはないので、細足なのも違和感はないかな。

ローアングルに行く前に、愛用の剣・隕鉄の鞴 「原初の火」 をパシャリ。
こちらも赤いメタリック塗装がされていて、あのねじれた造形が丁寧に再現されています。

持つ部分と鍔に当たる部分の間のところで分割できるようになっており、分割して手に通します。
特徴的な造形が再現されているだけでなく、塗装も綺麗ですね^^

刃の方もばっちりです。切り込みを入れたようなモールドのところもちゃんと造られていて、先は綺麗に尖っている。
セイバー同様に、クオリティ高く造られています。

さぁ、ローアングルだっぜ、ローアングル!
ちらりと写り込んでますね(*´∀`)

パンツのクオリティが半端ねぇ!!

上の方がどんな感じになっているかはわかりにくいですが、縁造形や模様も再現されているようです。はいている感じも違和感なく、そのシワ造形も素晴らしいの一言。よく見ると、前の方にむちっとした土手の膨らみと、その間にあるスー○ーさんまでばっちり造形されている。やっべ、戸田さん良い仕事しすぎですよ(*´Д`)ジュルリ


おしりの方には両サイドに模様がついているのがよくわかります。おしりへのフィット感もなかなかのものです。
どこからかはわかりにくいですが、肌が露出しているのもわかります。結構サイズの小さいものなのかな。
あとは適当に...


剣を全部入れつつ撮るのがなかなか難しいですね^^;
後ろ姿が意外とお好み! このはだけるような翻りがいいのよね!


最後は何時ものアップなど...


以上、Gift Fate/EXTRA セイバーエクストラでしたー
完成度が非常に高い! そこが嬉しいことこの上ないです。原型師さんらしい造形感が出ていて、なおかつ出来がいい。色艶もいいですし、文句の付け所が見当たらない。赤セイバーが気に入った人は買っておくべきフィギュアですよ。
露出した肌ももちろん見所で、後ろの方なんか予想外でしたな。これはたまらんとです!
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