

バンダイ アーマーガールズプロジェクト インフィニット・ストラトス ブルー・ティアーズ×セシリア・オルコットのレビューです。
弓弦イズル氏による日本のライトノベルを原作とする 『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』 のヒロインの一人。IS学園に通う、イギリスからの代表候補生。
イギリスの名門貴族のお嬢様。その育ちもあってプライドも高い。上品な口調と物腰から大人びて見えるが、根拠のない自身や、ポーズから入ってしまうことも少なくはない。料理の腕は壊滅的なレベルらしい

劇中序盤では、物語の中心にして”世界で唯一ISを使える男”・織斑一夏に対しても高圧的な態度であったが、彼とのクラス代表を決めるIS模擬戦において、漢を見せた彼に好意を抱くようになる。以後、知識と経験を活かして彼のIS操縦技術の向上に手助けしようとしている。一夏に自分を印象づけるためということもあり、それ以外でもあれこれと背伸びするような行動を取っており、年相応な子供っぽいところもある。
使用しているISは、第3世代型のブルー・ティアーズ(蒼い雫)。射撃を主体とした機体で、単機で多数を相手にすることが主なコンセプトになっているらしく、味方が多いと逆に支障が出る欠点も。レーザーライフルの他、ビット型の武器も付いており、相手の死角からの全方位オールレンジ攻撃が可能。ただし、誘導は操縦者が操作しなければいけないため、他の攻撃ができず、隙ができてしまう。
アニメの方では語られていないが、過去に両親を列車の事故で亡くしており、猛勉強の末に遺産を周囲から守り通した努力家。婿養子という立場の弱さから母親に対し卑屈になる父親に対して憤りを覚えており、ISによる女尊男卑を受け入れた男性を蔑視する傾向があるもよう。前述に対する一夏の態度や心境の変化も、このことが多分に影響しているとは思われる。
アーマーガールズプロジェクトの商品第1弾。超合金やロボット魂などにあるロボットフィギュアの技術と、S.H.フィギュアーツシリーズなどにある美少女フィギュアのノウハウを結集したシリーズ。アーマープラスにあるような ”纏う” ことがコンセプトにあり、 「アーマー」 と 「オンナノコ」 からこのシリーズ名になっているもよう。略してAGP。MS少女などはこのシリーズの一つのようですが、すでに発売されているハルヒロボなどはCOMPOSITEに入るため、これの内には入らないもよう。ただし、COMPOSITEの技術も用いられているので、その延長でできたものと言ってもいいかもしれない。
とりあえず、今回はキャラクターと言うよりも興味本位。今後の展開の善し悪しも見れますし、高いお値段でしたが買ってみました。ロボット系の技術はさすが今まで多くのを取り扱ってきたバンダイと言うことで、満足行けるでしょうか。少し粗い部分もあるものの、十分にアクションできるレベルですし、このでかいロボットで膝付けられるというのがいいね。ビットについては、前に触ったことがあるロボ魂ストライクフリーダムに近いかな。(本当はもっと近いのがあるんでしょうけど、何分、私はロボ魂はほとんど買いません故^^;) 結論として、やはり保持力が弱い。まぁビットの方は仕方ないかもですが、腕の保持力がちょっとね...ってところです。
作品名 | IS <インフィニット・ストラトス> |
発売元 | バンダイ |
販売元 | バンダイ |
発売日 | 2012/04/28 |
全高 | 約200mm |
仕様 | ABS/PVC製塗装済フィギュア |
使用カメラ | PENTAX K-x |


ケースは、横長サイズ。figmaのケースのおおよそ2倍サイズで、厚みもfigmaのケース以上です。まぁ、でかいと言うことですw 前面にはISを装着したセシリアのフィギュアと、アニメ版のセシリアが描かれています。後ろには、このフィギュアでできることの説明が書かれています。
箱の中身はこのように入っていました。
ブリスターは二段、その下に台座などが入った袋がありました。

まずは、下にあった袋の中身。台座のスタンドと、ビットなどに使う補助パーツ。
紙の方は説明書と、セシリアの制服Ver.の告知でした。AGPのロゴが入っているってことは、AGPで出すのかな?それともフィギュアーツZEROのように固定なのか。

一段目の中身
ISが軸になっているかと思いきや、素手のパーツも結構種類ありますね。

二段目には、ISのウイングパーツや台座に支柱などが入っております。
そして、スターライトmkIIIもね^^



まずは、セシリアだけで何時もの三方向。ポーズについては気にしないで(適当だから
基本、ISを装着することがベースなので、胸元はすでにISの装備がついた状態になってるのが特徴。多少、省いている部分があるものの、再現度は良い感じかな。ブーツも何気にデザインされているのがいいね。
出来はまずまず。良くも悪くも、バンダイのアクションフィギュアかなってところ。ちょっと粗いところとかね。一部軟質素材などを使用しており、ISとの質感の差違は意識されているよう。


顔アップ。鼻が少し気になりますが、思ったより悪くはなかったかな。垂れ目がかわゆい。
ヘッドセットのような髪飾りも悪くない出来です。前髪も長さ的に違和感はないんでしょうけど、目にかかっているのが少し気になりました。
髪造形もまずまず。左右の
なお、この髪パーツや表情パーツなどですが、ギミックはS.H.フィギュアーツと同じですね。プリキュアシリーズのような感じのものと思えばいいかと。


胴体は、まず胸の真下で上下にわかれていて、向きを変えられる。それから股関節以下が外せるようになっています。ISを装着する場合に、付属している別タイプに差し替えるためですね。背中にはバックパックを装着するための穴。
セシリアはそういや思いの外、スタイルはよかんたんだっけ。いいおっぱいさんだ(*´Д`)ヾ(・∀・;)ォィォィ
手首なども同じ仕様かと思ったのですが、手首が少し違う気がします。なんていうか、S.H.フィギュアーツのような強い引っかかりが感じないです。結構楽に外せるんですよね。ハルヒロボとかはこんなのだったのかな・・・?


おみ足も、概ねS.H.フィギュアーツのとほぼ同じ仕様ですね。
とりあえず、撮っておいた方がいいかなと、おしりのアップも(*´Д`)ヾ(゚Д゚ )ォィォィ


表情パーツは全部で三種類。残りの二種類は、片方は真剣な表情。
さっきまでの垂れ目な笑顔と打って変わって、キリッとしています。


もう一つは、叫び顔のような感じの物。+左視線になっています。
さっそく、ISを装備していきますが、軽くその流れを撮ってみました。もちろん、今から載せる順番に付けていかなければいけないわけではありません故。

まずは、腕から装備してみます。もとの腕を肘から関節ごと外します。
そして、ISの腕を装着。

肘と手首を可動できます。
この腕がなんかよく外れるんですよね

写真にあった通り、ライフルをかかえこむことなんかもできますね^^

続いて、ヘッドパーツを交換。前頭部だけでなく、後頭部も差し替えています。
前頭部はご覧の写真にある、額に装飾だかがついたタイプのもの。付け方などは同じままです。


髪パーツは、浮き上がって後ろに引っ張られるような感じになっています。
こちらのものじゃないと、バックパックが装着できないんですよね^^;


続いて、脚部を装備します。ついでに、まだ付けてなかった左腕も差し替えました。
翼がないと、少し滑稽ですかね^^;



脚部は写真のように上が展開できるので、輪っかに脚を通して、ISの足に差し込みます。また、後ろにも差し込むところがあります。この二箇所でしっかり固定するので、まぁポロッと行くことはないですね。
この二箇所固定で保持力がありますが、この仕様なので他の可動フィギュアに付けるには向いてないのがわかります。
なお、差し込む時は本体に付いているのとは別に下半身パーツを使います。これの差し替えがあるなら、胴体も普段のやつ付けて欲しかったなぁ...


膝の装甲は、可動させることができます。
バンダイらしく、スミ入れはないものの、モールドはしっかり造り上げられていますね。

ふくらはぎ辺りにあるパーツが、膝のアクションに合わせてスライドするようになっています。これのおかげで膝の可動に干渉しないようになっています。


ちょっと変なポーズだけど気にしない方向で。足首は横に回せるだけでなく、縦横に倒すことも可能です。なので、ある程度、無茶な体勢でも地に足付きます。飛行メインのISなのに、地味に感動した足首の可動でしたねw

最後に、ウイングなど装着して完了です。
ここらでずっしり重.'∴・(´Д○≡(# )=(゚Д゚ #)○

背中には、こちらのパーツを付けます。腰アーマーがついたパーツですね。

その腰アーマーにキャノンを取り付けます。
こちらもモールドはきっちり仕上がっていますね。

後ろはこんな感じ。

ウイングはクリアパーツに繋ぎます。使っているのは、二段目のブリスターに入っていた透明のパーツですね。

こちらも同じクリアパーツの繋ぎます。左右に伸びる先の部分はもちろん取り外し可能です。
大小二つのウイングパーツをつけても、クリアパーツの方がへたれることはなかったです。

スターライトmkIIIは、右手だけでは重すぎて負担がかかりすぎるので、サポートパーツがついています。なお、スターライトmkIIIの方に差し込む場合、写真の方だけでなく反対側にも差し込めますので、そこはお好みで。


台座のはこちらのものを使用しています。支えの方でおさえて角度が調整できるみたいですね。
セシリア本体を繋ぐアームのところは、スイッチのようにカチッカチッと角度が変わるので、勝手に前のめりになることはないみたい。

あと、撮り忘れてたけど、スターライトmkIIIもね。
やはり、モールドはしっかり造り込まれています。


スコープにはクリアパーツを使用しています。
なんか銃口の方が、マジックのキャップのように見えるのは気のせいでしょうか(失礼

最後に、ウイングからビットを展開する場合のものを。
ここにもクリアパーツを使用します。使うのは、台座のスタンドと一緒に入っていたクリアパーツで、同じような形をしている四つのパーツを使用しますね。

取り付けは単純に差し込むだけですが、これはなんか向きでもあるのかな。向きを間違えると、軽く弾かれるように押し出されます。いやま、実際向きなんてなくて、どれでもいけると思うんですけどね。ひょっとしたら外しやすくしているのかもですが・・・
あと、バンダイさんには申し訳ないですが、保持力はまずまずで、まぁポロッと落ちるよねorz ファンネルっぽいということで、前にレビューしたロボット魂ストライクフリーダムを思い出します。あれとはギミックは少し違いますが、保持力のなさはまぁ・・・・^^;

ウイングの本体の方はこんな感じです。
こっちも言わずもがな、外れやすいのなんの。おかげで片方つけたら片方が落ちる・・・落ちた方を付け直したら付いていた方が・・・なんて負の連鎖だwww

気を取り直して、お次はビットを戻して、狙撃のポーズにします。射撃に特化したISなので、遠方からの狙撃もね。
膝が結構曲がるおかげで、やりやすかったですね。足首の可動域も合わせて、こういうポーズもできるのはいいところかも^^

これぐらい引き寄せられるのがまた驚きと共に嬉しかった点でしょうか。実際はもう少し下げる方がよかったかな。
がんばればもう少し引き寄せられるかもですが、銃の先とおっぱいが干渉するんだよね。おにょれ、意外なところで邪魔が(ぉぃ
あとは適当に...


そういや一部だけ武装なんかもできる設定だったね。



ポロポロはずれるので、余りいろいろポーズつけている余裕がなかったっす


それでもこの人差し指を突き出すポーズが好きなので、なんかそればっかりw

ライフルは補助パーツを使えば、片手で持っていられます。腕の負担のことを考えると、なるべく補助パーツを使った方がいいですね。


やはり、膝付きの狙撃がしっかりポーズできるのがよかったかな(○´ω` ○)ヾ(゚Д゚ )ソコカヨ



以上、バンダイ アーマーガールズプロジェクト インフィニット・ストラトス ブルー・ティアーズ×セシリア・オルコットでしたー
出だしとしては、十分かなと思います。確かに、今まで得たノウハウが注ぎ込まれているのがわかりました。でも、それならあのビットの補助パーツはもう少しどうにかしてくれと言いたいです。ただ、スライドして入れるんじゃなく引っかけるとかね。あと、腕の保持力もですかね。結局のところ、そこなんですよね。もちろん、出来も重要ですが、最終的にこういうのは遊び続けられるものがよりベターなので、保持力はほんとどうにかして欲しいところです。腕の方で文句がある反面、脚パーツについては文句ない可動域と保持力だったと思う。スターライトmkIIIに補助パーツがついているのもよかったですね。まぁないとろくに保持できないから無理もないのだが。
顔もそんな気にならなかったです。むしろ、プリキュアなど今までのバンダイの傾向を見ていくと、よくできた方じゃない?(笑 表情パーツの差し替えなども非常に楽です。手パーツも外しやすくなっていましたし、全体的に力任せにやらなければ破損することもないですね。
これなら今後も買い続けてもいいかもしれないですが、さすがに一つがあの値段なので、残り4人もいると重うとな・・・。最初に公開されていた画像ではアニメのメインヒロインとなった5人だけなのでそれで終わると思うのですが、追加で楯無とかまで出てきたらワロえないです。でもま、次のラウラは購入しますかね(*´∀`)ヾ(゚Д゚ )マテ
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