
公式のよると、
Vispo片桐氏とクエスチョナーズが放つ耽美な新世界。
頭から爪先まで徹底的に作りこまれた本体だけでなく 付属の鏡付き台座によって表現される独自の物語とシーン。
ため息の出るような美しさを貴方にお届けいたします。
とのこと。その通りで、造型は細かに作られています。指は本当に爪先まで細かく、妖精のように長く細い。
ググってる時に知りましたが、もともとはガレキだったようですね。2009年のトレフェスで販売されたようです。キット系がまずダメな私には、こういう完成品での商品化は実に嬉しいことです( ´∀`)b
造型はとにかく細かくできていますが、塗装がちょいと気になりました。^^; 特にせっかくの下着が結構粗いのが残念でした。あと、前髪もちょいと...。量産していると思うので、個体差はあるでしょうけど...
日本でいうゴシック風のファッションを身に包んでいます。露出が少なく、フリルやコルセットなど貴族のドレスを思わせる衣装で、ロマンティックで貴賓さが溢れるものとなっています。
説明通り、台座が鏡付きとなっており、その中世ヨーロッパ風の縁やモノクロ調の台など、雰囲気も意識された作りとなっています。
最初に書いておきますが、このレビューはゴシックアンドロリータとか建造物でいうゴシックの、風味や言葉遣いなどさっぱりわかっていないもんがレビューしていますキリッ(`・ω・´)ヾ(゚Д゚ )マテ ご期待に添えない部分も大いにございますので、その辺は考慮してください。・・・っても、そんなのは何時ものことですが(ぇ
発売元 | クエスチョナーズ |
発売元 | クエスチョナーズ |
発売日 | 2011/06/19 |
原型制作 | 片桐克洋(Vispo) |
スケール | 1/6スケール |
仕様 | ATBC-PVC/ABS/ 塗装済み完成品フィギュア・金属棒使用 |
使用カメラ | PENTAX K-x |


ケースは、黒と白のチェック風の模様。前面にひとつだけ青いバラが描かれています。


前面は右に開くようになっており、中のフィギュアを見ることができます。
閉じるところはマジックテープで固定するようになっています。
ちなみに、白背景で撮ってるのはここまで。最初はこのまま行こうと思ったのですが、いまいち満足できなかったので他にもいろいろ試して、結局これに行き着いて撮り始めました。でも、余り満足いく仕上がりにならなかった...orz

台座として使うもの一覧。
鏡には、例の如くフィルムがかかっていました。(写真のは外した後のもの


全体で撮るとこんな感じ。
本当はもっと顔が写るように撮った方がいいんでしょうけど、鏡に室内が写ってしまって部屋の散らかりようが見えてしまうので、やむを得ずこの2枚だけ



ラクエルゴシック自体を分解すると、こんな感じ。っても、下半身パーツに下のスカートは被せたままで。
このように分割できるので、コトブキヤのようにスカートだけ着脱したようにもできます(*´ω`*)ニヤニヤ
羽根は左右わかるように造型されており、差し込む時に特に間違えることはないと思います。
胴体の接続部には、金属棒が内蔵されており、上半身がへたれないように工夫がされています。
まずは全身ぐるりと...


妖精の様な羽根を持つ女性が、持ち手が短めなハルバードに身体を傾けたポージング。モノクロ調のドレスを身に包んでおり上品。翼は丸みのあるもので、形は蝶のよう。色合いが黒みのあるシルバーで、ややメカチックな感じにも見えます。
髪は平行に流れているようで、まるでそこに壁があるような。
露出しているのは顔とふとももぐらいで、ほぼ黒で染まってはいる。ただ、髪は赤み混じりであり、羽根やハルバードがややシルバーな塗装であるため、思ったよりもコントラストがある気がしました。スカートの中にある白いフリルもまた、ドレスの黒さを引き立ててくれます。
今ではもう退廃的で、浮世絵離れした姿が、まさにゴシックな感じでいい。ポンバシとかでこういう格好の人を見るとギョッとしますが、こうしてフィギュアで見ても(日本からしてみれば)変わった格好であることはよくわかる。



顔の特徴は、Vispoさんらしい作りになっています。顎の形など、まさにそんな感じ。童顔の女の子のように見えて、その表情はどこか大人っぽくも見えます。
目もいいですが、唇の出来が特にいい。なんか吸い込まれますね^^
頭には、ヘッドドレス。フリル造型が表現されています。ヘッドドレスから耳の前、顎の下までしっかり紐を通すなど、再現度もばっちり( ´∀`)b


髪は後ろでまとめて垂らしているポニーテール。髪にはやや赤みが混じっています。
毛先は特徴のある作りになっていて、前の全体画像からもわかるように見る方向によっては、その先に壁があるような・・・2Dの世界を思わせるような平らになっている。先まで丁寧に作っており、部分自体はやや柔らかめ。扱いには注意したいところ。

ハルバードに身体を傾けていますが、もちろん、フィギュア自体はハルバードがなくても立てます。ただ、片足しか足に付いていないため、ハルバードがある方がバランスがしっかり取れているでしょうか。
ドレスも、裾や袖にフリル造型がされており、まさにゴシックと言えるほど。かつ、出来もいい。



油布は細く、爪の先までしっかり造型されています。腕はかなり華奢で、手首に曲がりぐあいも結構リアル。
右手の手のひらには、ハルバードの石突きにある突起部分を差し込めるようになっています。これでこちら側が固定できるようになっている。(刃先の方はまた後で...
袖にはしっかりシワ造型にフリル造型。また、ヘッドドレスにもあったような紺色の紐が肩と肘の間の辺りに通してあります。
腕に隠れていますが、首にはチョーカー。また、鎖骨の造型もしっかりと再現されている\ますね。

そのハルバードの石突きの横を見ると、胸の谷間が(*´ω`*)ハァハァ

華奢な割に結構なボリューム。スケールの大きさを考えても、いいサイズかと(* ´∀`)b
その胸元には、紺色の人もがクロスして通しており、センターで結ばれています。



腰はとても細く、抱き寄せるとくだけてしまいそうなほど。コルセットが入っているかもですが、もともと華奢に見える体型なので、もともとこの細さかもしれない。
スカートはとにかく細かいシワ造型。前述通りに二階層になっていますが、くっつけても目立たないように作り込まれています。外側のパーツの裾はやや白く薄くなっており、下のスカートは裾まで黒いが、その中に白いフリルが入っている(パニエ?)と、色の使い方がいい。
下のスカートにも袖などにあるような紺の紐が通してあり、こちらの方には青いバラがアクセントとしてついています。
内側のフリルはややクリアなパーツで作られています。

後ろはこんな感じ。腰の後ろの辺りに、大きすぎず小さくない、かわいくリボン。


ソックスは、膝の上まであるオーバーニーソックス。前から見ると黒だけですが、後ろから見ると、露わになったふとももがよく見えていて、そのコントラストがいい感じ。ニーソックスの縁とふとももの境目の辺りから、やや締め付けるような造型がちゃんと再現されていてバッチリOK( ´∀`)b



膝のシワや脛のふくらみなどもちゃんと再現。
靴はヒール系のもので、留め具まで丁寧に作られてます。
腕でも思いましたが、おみ足も華奢な造型。最近、大人な女性フィギュアばかりレビュってたので、なんだか新鮮ですね(ぉぃ

スカートの中はもちろん、曲線を描く2つのふくらみ(*´ω`*)
こうして見ると、ふとももは思ったよりもむちっとしているようにも見えます。おしりもなかなかのサイズであるような・・・(自重

さきほども触れましたが、スカートの中のパニエはクリアな感じになっています。


二つの大きな羽根。中世ヨーロッパ風の模様が造型されています。実際こんな肉抜きがされたような羽根で飛べるかどうかは置いといて、造形美としてはかなりよく、見た目としては本当に珍しい部類の羽根でありますね。
この奇妙な羽ありきで、ラクエルゴシックは製作をスタートしたらしいです。



これまた中世を思わせるようなデザインのハルバード。斧側の刃には模様が彫ってあり、槍の先の方は捻れのような造型がされています。とにかく細かい造型に、リアルな質感を再現した塗装がいいですね。
前の又兵衛の槍と同じく、このハルバードも穂先側の柄の部分は補強のためか金属棒が使用されています。
槍の先は台座に突き刺さるほどに細く、ちょうどマス目の間の深い部分に引っかかるようになっています。これのおかげでしっかりとバランスが取れているという・・・すげぇな(;゚д゚)
続いて、着脱分も。


まずは、スカートをすっぽり排除!(ぇ
・・・・・・・(´・ω・`)
このラクエルゴシックはどこか神秘的な感じがあるので、こういうことをするのはちょっと罪悪感もあったりなんか・・・しかし、それはそれ(マテ むしろ、このような浮世絵離れした女の子をスカートを脱がすことにこ(自重

パンツはなんと紐パン!紐パン!
ここも例外なく、黒のぱんちゅとなっていますね(*´ω`*)
スカートの中にこんなムチムチなふとももを隠しているなんて、もうね・・・もうね(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

ちゃんとおへその造型もされています!

おしりはもうぷりんぷりんと、すごくやわらかそうな感じ。

正面からだと違う感じに見えましたが、もうTバックです!!
おしりの谷間のところとか、もう細過ぎにもほどがあるだろ!!ジュルリ(*´Д`)ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

とにかく最低限にしか隠していません(*゚д゚)
しかし、ローアングルで見ると・・・く、食い込んでますなー、このぱんちゅ❤
上の裾を残すと、こんな感じに!
もうミニスカとかいうレベルでなくなります(ソリャソウダ!!
見方によってはネグリジェのように・・・って、それはさすがに無理がありますかw

スカートじゃないけど、なんか絶対領域みたいな感じになりますた!(*´∀`)b

横から見ると、オーバーニーソとドレスの裾の黒と、ふとももの白のコントラストが余計に際立つような。

横から見ると、おしりの曲線美がほんとうにいい。
身体をくねっているのがまた、おしりを強調させているのよ(*´∀`)

では、最後に何時もの...
羽根を外してみると、また印象が変わります。
でも、羽根ありきのフィギュアなので、撮ったのはこれだけ。
髪の造型的に、この方向で見るのが一番いいんでしょうかね。
鏡の向こうのゴシック...



以上、クエスチョナーズ オリジナルキャラクター ラクエルゴシックでしたー
フィギュアはもちろんのことですが、羽根やハルバードかなりすげぇ。それなのに、その二つが少女自体を立てていると思います。しかし、ゴシック衣装を撮るのが、ここまで難しいとは・・・もう少し明るい環境で撮るべきだったと反省。
鏡台座の発想は面白いなと思います。鏡台座ってたいてい下に使いますからねー。ただ、家だと、正面からの鏡は使いこなせないのが残念でないorz と、自分の方での落ち目ばかり発見したレビューでした

出来については、パンツの塗装以外は概ね良好。ふんだんに使われているフリル造型がやはりいいですね^^ レビュー以外でまじまじと見ることはないですが、やはりパンツの塗装がちょっと粗いと、なんか残念な気がするのは男のサガでしょうか(マテ
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