

バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースカルクリスタルのレビューです。
仮面ライダーWにて、翔太郎の師匠である鳴海荘吉が変身する仮面ライダー。『W&ディケイド MOVIE大戦2010』 及び、『オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』 に登場している。また、『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 にもアクションシーンこそないが重要な役割で登場している。
(必要はないが)スカルについてもちょいちょいと....
名前からも分かるだろうが、ガイアメモリ 『スカル』 とロストドライバーを使用して変身する。
本編終了時までTVはおろか劇場版でも、「メモリをどこで手に入れたのか」「なぜスカルになったのか」などの話が深く語られていなかったが、 『オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』 にてその経緯などが語られている。これは、役を演じた吉川晃司氏が「荘吉の『お前の罪を数えろ』という決め台詞はどうして生まれたのか」「荘吉はなぜ娘とすれ違いなのか」という2点を明確にして欲しいということをプロデューサーに質問したということも関係しているもよう。このことはMOVIE大戦COREのパンフレットに書かれてあります。2点の前者は、元相棒であるマツが影響していると思われる。後者は、スパイダー・ドーパントにスパイダーボム(愛する者に触れると、触れられた者が爆発する子蜘蛛)を打ち込まれたことが原因である。ま、見ている人は知ってますよねw
ガイアメモリは、シュラウドがもともと持っていたもので、Wのプロトタイプ的なものと思われる。(端子がWのソウルメモリと同じ
骨格を中心に人間の身体を強化し、身体能力を極限まで引き上げる力を持っている。また、Wのトリガーマグナムのプロトタイプであるスカルマグナムを専用武器として使用できる。
MOVIE大戦2010で登場した際は、スカルマグナムを使用したマキシマムドライブのみしか使用していなかった。その後、MOVIE大戦COREにてそのスカルマグナムに加え、胸から髑髏型のエネルギーを発生させ、それを飛び蹴りして放つマキシマムドライブを使用した。また、超・電王トリロジー EPISODE YELLOWにてディエンドに コンプリートフォームに召喚された時は、右足に紫色のエネルギーを纏ったライダーキックを放つマキシマムドライブも発動している。
んで、今回の商品ですが、こちらはスカルの初期形態(不完全形態)であるスカルクリスタールをベースとしています。荘吉がガイアメモリの力を必要としないという心の持ちようから、このフォームになったと思われる。劇中後半にてスパイダー・ドーパントの非道を目の当たりにし、メモリを使用して戦う覚悟を決めたことで完全なスカルになった、ということらしい。
なお、こちらは何時もの魂WEB商店限定のもので、毎度おなじみ劇場版に便乗的なものである。S.H.フィギュアーツのスカル自体はMOVIE大戦2010の時にも商品化されており、こちらは仮面ライダージョーカーのようにボディーがつや消し加工されたものになっている。また、スカルクリスタルに合わしたためか、もとのスカルの頭部も新規造型されている。ただし、今回も手塗りであるため、個体差があるというリスクもある商品である。
では、前置きは長々書いたけど、レビューはとっとと進めるとしようww(ぉぃ
作品名 | 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE |
発売元 | バンダイ |
販売元 | バンダイ |
発売日 | 2011/05/25 |
全高 | 約140mm |
仕様 | ABS/PVC/Zndc製塗装済・可動フィギュア |


ケースは、基本カラーの黒を背景とした物。文字は、銀色の黒い影のようなものを置いた仕様になっている。パッケージ右側に写るライダーの画像はスカルクリスタルのものになっており、裏のポーズもスカルクリスタルに重点を置いているもよう。

手パーツはつや消しされたこと以外、特に変わった点はなさそうな。マフラーも2種。MOVIE大戦COREのスカルを再現したものだが、ビギンズナイトにてタブーの攻撃がかすって切れ込みが入ったタイプの帽子も付属しているなど、前に封入されたものは一通り入っている。スカルマグナムが相変わらず、マキシマムドライブ時のものしかないのが・・・

ただ、それでも前回あったものは全て封入されているので、上位互換であるとは言えますね( ´∀`)b


素体は、Wと似たり寄ったりでしょうか。仮面ライダージョーカーと同じく、つや消しされたおかげでテカり過ぎないのが嬉しいですね~。ガイコツの骨を模した胸元の塗装は、割と良好な感じ。マフラーもつけて、かっこいいぜ、おやっさん!
でも、マフラー付けると、相変わらず首の動きがほとんどできないのね・・・orz


クリスタルヘッドの頭部。写真だとわかりにくいかもですが、クリアパーツのように透明になっています。青みがかったクリアなので、そこまで透明感はないっちゃない。でも、実際の商品を手に取ってみると、中の首のジョイントが見えているのが・・・

複眼である眼も同じくクリアパーツ。額には、未完成のフォームである故に、Sの文字の先っちょが描かれています。
ガイコツの口のようなクラッシャーなど、塗装分も悪くはない頭部かな。ちょっと粗いですが、はみ出たような感じはありません。



胴体には、前述通り骨のような造型。センター側の細い先の塗装がちょい甘いかな。
ロストドライバーは、半端ねぇ出来映えです。ベルトの造型もはっきり撮れます。

脚部は、アンクレット以外は仮面ライダージョーカーと同じのもの。

背中側も申し分なし。
肩アーマーは、ジョーカーの紫の部分がシルバーになったもの。


2種のマフラーはつけると、こんな感じ。
マフラーの造型は変わってないようです。


完全なスカルの頭部。額には、スカルのSの文字が描かれている、その先は針のように尖った造型。
こちらも複眼は、黒いクリアパーツ。
前回のスカルの頭部よりも細くなっており、より劇中のスカルに近い造型になっている。


帽子も前と同じものですね。
今回、癒着や色移り防止のためか、PET素材のキャップが付いています。ですが、これと頭部自体の相性が最悪、かなり滑ります。おかげで被らせても、すぐに落ちるのがマイナス点。一応、暖めるなどすればまだマシらしいですが・・・^^;

そして、スカルマグナム。こちらもつや消しがされているのか、前のよりも造型がよくわかります。赤い部分は、Sの文字を横倒しにした物。
握り手で持たせられるようになっており、ちゃんと人差し指をトリガーのところに入れることが出来るようになっています。
では、ポージングなどを...
スカル=骸骨らしく、骨だけのようなスマートさがあるような気がします。

走り出すような...


跳躍からのパンチ。完全なスカルとなって帽子をかぶって、直ぐさま殴りかかるあの勢い(;゚д゚)

マキシマムドライブ手間、手首をしゅっと回すような仕草...え、似てない?(;´∀`)

スカル!マキシマムドライブ!!
っと、もういっちょ。前にドクロは・・・まぁ、あのドクロです。だって、他になかったんだもん!(w かと言って、ただのキックだとあれかなと思ったので出してみたけど、実際は紫色のエフェクトがかかってるしね...(;´∀`)

あと、適当なポージングも交えて。


こちらも、久しぶりにスカルボイルダーを持ってきて、パシャリ

もう黒黒過ぎるぜ...

闇の中を走るスカル...

「さぁ、お前の罪を数えろ!」
この決め台詞はちゃんと受け継がれています。

マキシマムドライブの別カット。こっちは、ちょっと加工してみました。
それでも滑稽な感じはぬぐえていませんけどね(;´∀`)

以上、バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースカルクリスタルでしたー
スカルの方は、胸の尖った部分の塗装だけでしょうかね。他はそんなに気になるところはなかったと思います。出来映えの話ではですが・・・。癒着防止のあのパーツは正直微妙・・・レビュー中はまず使うことなかったです(;´∀`)
つや消しに関しては、スカルに関してもやはりいいですね。黒いボディーはやはり何もしないとテカっちゃうので、こうしてくれると買い手としてはとても嬉しい。
付属品も前のやつが全てあるので、ビギンズナイトのスカルも再現できて言うことなし!!
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