

Wave BEACH QUEENS ORNAMENT ビーチクイーンズ専用 拡張ベースセットのサンプルレビューです。
昨年のヤシの木に続いた第2弾だそうで。今回もWaveさんのサンプルレビュー企画に申し込んだ上で届いたものでのレビューになっております。発売時期とか詳しい詳細は何時もの所に。
今回はレビューするサンプル品がシークレットということで、申し込んだ時点に限らず、申し込んだ方それぞれの家に届くまで中身がわからないようになっていました。まぁ順に届くので、twitterとか見れば届く前にわかる話でしたが。そういう期待をさせるようなやり方をして、届いて開けたのがこれだった。専用台座で横に連結可能ということで、今回の申し込み条件に”ビーチクイーンズのフィギュアを2体以上持っていること”ってあったのも一応納得。このブログでは今までビーチクはその最低条件である2体しか載せてないんだけど、一応、7、8個ぐらいは持っています。
何気に今日ってかもう昨日ですかね、予約開始した商品でもありますが...
正直なところ・・・微妙
悪いとは言わないけど、良いとは言えない。本当に微妙。真面目な話、これを見てげんなりしました...。それについてはまぁ途中途中で。今回サンプルレビューと書いていましたが、割と文句ばかり書いています。ですのでそういうのが苦手な人は正直見られない方がいいと思います。
製品名 | ビーチクイーンズ専用 拡張ベースセット |
メーカー | Wave |
価格 | 840円(税込) |
発売時期 | 2013/07 |
サイズ | NONスケール |
仕様 | ABS製完成品(組み立て少しあり) |
コピーライト | (c)WAVE CORPORATION |
撮影使用機材 | PENTAX K-x |

パッケージはこんな感じ。サイズは去年のヤシの木とほぼ同じサイズで、後ろ側に解説がついているのも同じですね。
解説自体は細かくわかりやすいと思います。パッケージの中ではなくて外に書いてあるので、知らなくてもパッケージを見るだけでおおよその内容を知り得ることができるはいい。

封入の仕方もヤシの木のと同じ感じですね。右にあるのは背景紙です。箱の内側にフィットするように入っております。

パーツを並べてみるとこんな感じ。白の成形色で塗られているよう。
まぁ、それはさておいて早速使ってみよう。と言うわけで、去年のヤシの木の時と同じくこの人を。
見ればわかりますが、基本的な使い方としてはまず段差を上げることができる。これは普通にベースのものだけを追加した高さになっています。


ビーチクの台座と拡張ベースの間には、このアダプター(細いパーツ)を入れておきます。これがあることでつなぎ合わせることが出来ます。
と言っても、上から乗せるだけなので保持力はない。アダプターは上下で形が違うので、向きを間違えないように...
そこに背景なども合わしていくと、こんな感じにできるようになっています。即席での背景紙として扱える部分が強みといったところでしょうか。
ただ、言わせていただくと、これは某メーカーのオンライン特典とかでも思ったのですが・・・背景が小さいんですよね。鈴音は背丈的な部分で背景の画角に埋りやすいんですが、背丈の高いビーチクには不向き。この時点で一つマイナス。加えて、横幅もしかり。正直、狭い。箱のサイズに合わせているのはわかりますが、この程度のサイズでは納得いかないです。
台座と背景のマッチングもね。ビーチクの台座って確か、海の砂浜をイメージしたものですよね。この違和感がどうにもね...

んで、これは商品と一緒に送られてきた紙なんですが、説明にはいろんな背景と組み合わせてみたいなことを書いているんですが、この商品にはこの背景だけ。こういうの、本当にやめて欲しいんですよね。わかっちゃいるけど、こういうのって最初から2、3種付けておくものじゃない?
それこそ海の背景なら、朝、夕暮れ、夜とこれだけでも3つのバリエーションで出来る。さらに海というなら、キャンプファイヤーとか花火でどーん!の背景とか・・・なんで付いてないんだぁぁぁぁぁ!!! そういうところは思いついているかもしれないけど、これに付けていないと言う時点で価値が下がってると言わざるを得ない。以前、某ゲームに付属していたフィギュアの付属台座にはステージ用紙が最初から3枚も付いてましたけどね・・・
ぶっちゃけた話、背景紙はこれから出る全てのビーチクに付くの?っていう話。店舗特典とかそういうのじゃなくて”普通”に”付属”で。

取り付けですが、一番下のベースと二段目の間に取り付けられるようになっています。
あと、さきほどの全体図でもわかりますが、ビーチクの台座と拡張ベースの間にスペーサー(太いパーツ)が付けられるようになっています。さらに高くしたい場合はこのようにスペーサーを合わせればいいみたいです。
ちなみに、背景紙は専用パーツに差し込むだけ。その専用パーツですが、一番下のベースと二段目の間以外にスペーサーの上にも取り付けられるよう。しかし、これ、背景も床すれすれにならないんですよね。この微妙な隙間があるとそこは見えないようにしたくなるので、どうしてもトリミングしてしまうと思います。画角の部分で言うと、右下のロゴが邪魔に見えるところも。あと、フィギュアと背景がかなり近い遠近にあるので、一眼レフ独特のボケが難しくなるんじゃないかっていうところも。上手い人はそれこそ簡単にこなせますが、気軽にできなくなっちゃうのでやはり微妙。
それから背景紙には左右に折り目がついてあるので、正直、背景紙をそのまま立てかけても撮れるんですよね...

傍らにあるネームプレートは2つのパーツを組み合わせて、間にある紙を固定しています。前にある枠のパーツを下から差し込むだけ。
ネームプレートの紙は箱の側面に付いております。

余談ですが、2つ分組み合わせればこのように台座をさらに高くすることもできます。他のフィギュアと高さを合わせるなど、工夫次第ではディスプレイもよくできそう。
ネームプレートですが、このように他のやつに変えることももちろんできます。Waveさんのツイートでもおっしゃっていましたが、いつ頃からか各ビーチクの箱の底に付いていたようです。


Fate/Zeroのセイバーのはこんな感じ。商品名と作品のタイトルロゴが一枚ずつ付いており、これを切り取ることで使用することが出来ます。
あと、台座の中が開いておりましたが、その中に付属のパーツを入れておくことが出来るようになっています。残念なことに、家の手元には付属を別に入れる必要のあるビーチクがなかったorz
飾る時には便利そうですが、持ち運びにはまぁ向いてないかな。野外撮影する時はやはり傷の入りにくい袋に入れたくなりますし、普通に考えてディスプレイする時に必要になる程度ですね。色移りなどの心配はないですが、入れるパーツがPVCである以上、癒着の危険性は無きにしも非ずでは・・・。結局のところ長期保存するなら他にした方がいいことになりそう...



あと、最初ら辺で触れた連結機能も。一番下の拡張ベースの側面の下にダボ穴がありますが、そこには連結用のパーツを差し込むことができ、互いのビーチクを繋ぐことができるようになっています。飾っている時に揺れてずれたりするのを防いでくれる分にはいいですが、まぁこれはおまけ程度のものですかね・・・。
これで一通り済んだわけですが・・・やっぱり微妙。
何が一番微妙かっていうと、ヤシの木からほぼ一年・・・ほぼ一年経ってるのに、この程度のものしか出せないの?っていう話。もっと他になんかなかったのかと言わざるを得ないんです。それこそ去年と少しものは被ってしまいますが、海と言えばパラソルがないと話にならんでしょ! ビーチボールとか西瓜、バーベキューセットのような小物セットでもちょっとした絵になるしね...
まずね、背景にバリエーションってのをアピールしながらこの内容なのがね。だって、ビーチクのもとの台座がこれなんだもん。背景数を増やせるようにするなら、せめて別タイプのビーチク台座を付けてくださいよって話。例えば、この右のセイバーは競泳水着風なんだから、プールサイドをモチーフにした台座でも付けてくれよって話。まぁビーチってのは海浜のことを言うんだからさすがにそれは無理かもしれないけど、背景数を稼ぐなら台座も種類を出して欲しいところ。
シークレットにして期待させてこの内容なので、正直、がっかり感がより増した気がします。専用台座ってのも考えものなんですよね。結局のところ、こういうのには汎用性が欲しい。そういう意味では去年のヤシの木は充分あったと言えますが、これはない。ビーチクの台座が必須なので、ビーチクを買わない人にはもともと必要ない。そういうところでやはり消費者を狭めてしまう点も。ビーチクのみ専用っていうのもあれなんですよね、Waveさんってドリームテックシリーズでも幾つか水着版ありますが、そっちには使えなさそうな感じが・・・

連結機能も多く買っていらっしゃる人向きですが、この連結を使うと壁紙のサイズがネックになります。しかも、こちらに付属の壁紙自体は連結に不向きなデザインときてる。
せっかくなのでこういうのもやってみた。ネームプレート自体はちゃっかり汎用性があったりするw
正直な話、このねんどろでもまぁまぁな画角かなってほどのサイズなんですよね。やっぱり背景紙小さいです^^;
あとまぁ、これをやるならdi:stageでやれってことですよね。そうなんだよね、ぶっちゃけた話、この拡張セットってdi:stageに勝る部分がこのネームプレートとビーチク専用ってことぐらいしかない。もちろん、商品自体がビーチク専用とうたってるので当然だし比べるのは失礼だと思うんだけど、それを言うならこの台座より先にdi:stageのような便利な台座が出てるってのに、今更これ?ってなってしまいます。
とまぁ、そんな感じで、個人的に微妙な部分が多かったです。
あとは適当に...
一応、ヤシの木も加えてみたけど、ちょっと木がボケすぎですかね^^;
これ撮る時に困ったんですよね。拡張セットで底上げすると、今度はヤシの木が小さく見えてしまって、結局のところ拡張セットが邪魔ってことになってしまう。(ヤシの木の実が写り込む) ヤシの木もその分、底上げしないといけなくなる。
背景紙が近すぎるので家みたいに環境がうまくいけてない人は、背景に影が映り込む...

あぁ、あとこれ。背景が一枚しかないのが気に入らなかったので、なんかやっつけでやってみました。台座は2つめの拡張ベースを上下逆さまにして乗せてみました。うーん、やっぱりこれでやる必要はないわな^^;



以上、Wave BEACH QUEENS ORNAMENT ビーチクイーンズ専用 拡張ベースセットでしたー
結構、個人的な意見---他の台座と比べたり、汎用性を考えたり---を多く書いてしまったんですが、単純にビーチクイーンズの台座としてもいまいちな感じがしました。これがあるとすごく便利って感じが全くしないんですよね。上の画像のようにアップにすると折り目が目立つといった小さな不満も出てくるんですよね。
まぁ私がビーチクイーンズをそんなに買っているわけではないので、多く持っている人は嬉しいかもしれない。でも、しつこいけど、やっぱり、一年経ってこれ?!ってのが否めないですね。
【関連記事】
【サンプルレビュー】 Wave BEACH QUEENS ORNAMENT ヤシの木
振り向き様のしぐさがお綺麗。 ~ Wave BEACH QUEENS セイバー【Fate/Zero Ver.】
元気いっぱいセカンド幼馴染みの水着姿 ~ Wave BEACH QUEENS 凰鈴音







