

コトブキヤ ワンコイングランデフィギュアコレクション 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ 決闘開始(デュエル)!!のレビューです。
ご存じ、コナミが誇る、「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」とされているカードゲーム”遊戯王オフィシャルカードゲーム”。それと連動するように放送されたカードゲームアニメ第1弾がデュエルモンスターズ。
そのデュエルモンスターズの中心ともなったキャラクターたちが、ワンコイングランデフィギュアコレクションになったということで、もちろん購入しました! と言いますか、遊戯王のフィギュアがコナミやその前の版権元だったバンダイ以外からなんて、まともに出たことなかったですしね

フィギュアには台詞がついた吹き出しパーツがついており、組み合わせることでより楽しめる内容となっています!
もちろん、1BOX購入で、全部揃いました!っても、ケースには1BOX買えば全部揃うと書いていますけどねw 前にレビューした忍たまのコレクションフィギュアと同じで、BOX自体にも吹き出しやステージセットがおまけ程度ですがついており、切り取りして遊べるようになっています。
作品名 | 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ |
発売元 | コトブキヤ |
販売元 | コトブキヤ |
発売日 | 2011/03/22 |
原型 | たつまき・磨田圭二朗・麻田咲・大屋秀明・小勝負義久・セサール |
イラスト | ゆーぽん(ニトロプラス) |
スケール | ノンスケール |
全高 | 約50~60mm |
仕様 | PVC・ABS 塗装済みフィギュア |


ケースは、縦長だけどコンパクトなサイズのケース。イラストが、ニトロプラスのゆーぽん氏なので、なんと言っても目がスゴいねw
裏面には、切り取りして使用できるステージと吹き出しがあります。


中箱は、こんな感じになっている。デザインもこっていていいよねー。
シークレット、遊戯王知ってる人なら絶対わかるしねwww
広げると、こんな感じ。

中は、このようにフィギュアをブリスターで包んでいます。そして、吹き出しが別の袋に入っています。
真ん中の説明書のようなものは、昔のと今のワンコイングランデのボールジョイントの互換についての説明が書かれていました。

全員出してみました。
なお、今回のフィギュアレビューは、実際の画像の大きさを何時もより横長にしています。なんで、小さいと思ったらクリックしてみて。それでも見づらいなら諦めてくれ(ぇ
シクレは言うまでもなく、彼ですw

では、まずは当然、主人公である武藤遊戯から。6月4日生まれの双子座。本編ではあまり触れていないが、ブルース・リーの大ファンだったりする(w これの次の作品であるGXでは、伝説の決闘王(デュエルキング)として知れ渡っている。また、ちゃんと後日談になっており、首に千年パズルは掛かっていないのがGX第1話でわかる。

このサイズのワンコイングランデフィギュアコレクションはほぼ、ゆーぽん氏がイラストをつとめるため、全員がグルグル渦を巻くような、特徴的な瞳を持つアレンジがされています。
再現度を重視する人には( ´゚д゚`)エーなところではありますね。
ただ、デフォルメとうたったフィギュアではありますし、イラストレーターさんのオリジナル性が含まれていて、個人的には好ましい作りになっています。
でも、なんかメダ○ニを食らって、デュエルしているようにも見えなくもないwww
なお、特徴的な髪型の再現度は半端なく、出来映えとしてのレベルはかなりのものです! 監修がよかったのかもしれないですが、遊戯王ファンとしてはとても嬉しいところです( ´∀`)b

制服もこの通り。千年パズルはさすがに大きさの問題でデザインなど省略されていますが、大まかには作られており、決してただの三角錐ではないことはわかって欲しい。また、鎖などもしっかり作られています。
チョーカーやベルトなどまでちゃんと作られていて、いや、ほんとすげぇわ、これ(; ・`д・´)

ところで、後ろってこんなんだったっけ?(w
後ろ姿は何度か見たことあるけど、決してこんな感じではなかったが。
まぁ、これはこれで面白いからいいけどさw

続いて、闇遊戯。実はプロフィールについては明言されていない。ただ、アニメ版においては表遊戯の時より身長がいくらばかりか大きくなっている(人格が入れ替わると、身長も変化するもよう)。それでも杏子(165cm)よりは低い。原作では、同じ身長で描かれている。
その正体は、古代エジプト第18王朝を治めていた王(ファラオ)の魂。真の名は“アテム”であるが、その名が判明するまでは表遊戯に「もう一人のボク」と呼ばれていた。
こちらもなかなかの再現度!ってか、カードまでしっかり塗装されているのがすごいですわ( ´∀`)b

表遊戯よりも複雑な髪型をきっちり再現されています!
でも、後ろは表遊戯と同じなのよね( ̄д ̄)エー

闇遊戯では、ブレザーをマントに様に羽織っています。千年パズルなどのデザインはそのままで、ちゃんと中のシャツが半袖である点などもしっかり再現されている!

続いて、社長!こと海馬瀬人。遊戯王シリーズにおいて、彼の名前を忘れてはいけないだろう。でも、社長と呼ばれることが多いので、「本名を知らない」「海馬が名前だと思っている」人が結構いるそうです

身長は186cmもあり、身長の低い遊戯と対照的に描かれている。遊戯達との馴れ合いは良しとしないが、境遇から弟のモクバとの間には深い絆がある。時々、正義感なども見られることがあるが、基本は自分の目的のために戦うアンチヒーローである。
遊戯王5D'sから見始めた人は、彼も青眼の白龍を中心としたパワーデッキ系かと思われるが、海馬はどちらかというとデッキ破壊も兼ねている決闘者である。今や禁止カードになっている死のデッキ破壊ウイルスも劇中では、彼が一番最初に使用している。また、劇中では永続効果だったので、墓地蘇生も不可能だったΣ( ̄ロ ̄lll)

遊戯に比べると、結構まともな髪型である。なお、デュエルモンスターズより前の遊☆戯☆王では髪色は蛍光色に近い緑色だったが、第一作劇場版や本作ではこの通りになった。瞳も、以前は黄金色であった。
この特徴的な瞳は、彼にはかなり合っていますね。ってか、かっこよすぎるぞ、海馬!!

髪型は普通であるが、その分、彼は服装が特徴的。遊戯王の主なキャラクターたちはなぜかデュエル中もほぼ学生服なので、ちゃんと私服を着ているのは彼と杏子が時々って程度(ぉぃ
服はもちろんのこと、モクバの写真が入ったカードケースのペンダント、デュエルディスクまでばっちり再現されている。なんと言っても、デュエルディスクの再現には感動しますわ(´;ω;`)

後ろ姿もかっこよすぎる社長です!

続いて、その社長に負け犬・馬の骨・雑魚・凡骨デュエリスト(凡骨とは「平凡な素質の人物」の意で、ポンコツではない)と散々な呼ばれ方をしている城之内克也。身長は178cmと海馬ほどではないが、彼も身長が高い。ちなみに、今ではデュエリストになっているが、少年院に行きかけた事があるほどの元不良w の割に、オカルトは泡を吹いてしまう程苦手で、昆虫も苦手w
作者の高橋和希曰く「精神面では遊戯や海馬以上に強いデュエリスト」で、作中何度も死にかけてはその精神力で生還している。GXでは、ペガサスが言及した「才能を感じた5本の指に入るデュエリスト」の一人となるほど、実力をつけているもよう。

いかにもかっこつけたがりだが、男気溢れるイメージで再現されています。制服以外、特に何もつけていないため、作りはシンプル。でも、そのポージングなど、丁寧に再現されています。
しかし、彼もデュエリストなのに、手にカードを一つも持っていないとかもうね。・゚・(ノД`)・゚・。
でも、再現度は本当にいいんだ。
髪型もばっちり、アホ毛もちゃんとあります( ´∀`)b

次は、そんな彼の最も信頼するカードとなった真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)。もともとダイナソー竜崎が所持していたもので、彼曰く全財産をはたいて買ったらしい。だが、王国編で城之内とのデュエルに賭けを申し出て敗北したため、城之内のカードとなる。
海馬の青眼の白龍と同じく、知名度の高いカードである。何度かイラストが変わり、そのバリエーションが全5種類存在するカード。また、青眼の白龍と同じく通常モンスターでありながら、サポートカードや上位種モンスターが存在するカードでもある
そんな真紅眼の黒竜もデフォルメすると、こんな感じにw これこそメダ○ニを食らった後のモンスター(ぉぃ
でも、その作りはほんとよくできています。

横から見ると、そのボディーの作り込みなどもよくわかると思います。
なお、首は遊戯達と同じでボールジョイントであるため、頭は動きます。
モンスターだけあって、他のキャラクターと違い、メタリックな光沢のある塗装がされています。

続いて、本作のヒロインである真崎杏子。8月18日生れで、前述通りの身長165cm。華奢な体型であるが、双六曰く杏子のバストは80の大台という事らしく、グラマラスな容姿であるらしい(遊戯王にはもともとグラマラスなキャラクターは非常に多い、なぜかw
ニューヨークに居た頃にミュージカル「ブラック・マジシャン・ガール、賢者の宝石」を見て感動しダンサーを志すことになり、闇遊戯との決別をした本編最終回以後はダンスの勉強のために渡米したとのこと。
劇中では魔女カードに何かと縁があり、乃亜編でも「ブラック・マジシャン・ガール」をはじめとした魔法使い族や天使族のモンスターを使用している。

さすがにデフォルメされているので、凹凸も何もないですねwww
でも、ボタンや襟のデザインなどはライン塗装で再現されていて、リボンもしっかりつけられている。スカートにはちょっとひらひらした動きがある作りになっており、細かさは結構なもの。
彼女の頭にもちゃんと...
毛先の作りも申し分ないでしょうか。

続いて、遊戯や城之内の親友である本田ヒロト。4月19日生まれで、身長は城之内よりちょい高めの180cm。
城之内と同じくやや血の気が多くお調子者な部分もあるが、根はしっかり者。城之内のなだめ役やツッコミ役を演じているw 城之内との出会いは駅伝で同じチームだったことからとのこと。
遊戯たちのデュエル中に別行動を取る機会が多く、それとは別に、何かと災難に遭う位置づけである。

なんといっても角刈りであるところですね、彼は。
これで第1作目では生徒会長志望の美化委員だから不思議であるw

その第1作目では学ランを全く乱して着ていないことから、この姿が本作品のものであるのがよくわかります。
彼も城之内と同じくシンプルであるが、シャツの色が違う部分などちゃんと再現はされていますね~( ´∀`)b

続いて、社長こと海馬瀬人の弟・海馬モクバ。読みにすればわかるが「かいば もくば」、子供向けのカードゲームアニメなのに読みづらい名前である

瀬人の唯一の肉親でもある(瀬人とモクバは血が繋がっているが、当時の海馬家には養子で引き取られたため)。小学生という若さながら、海馬コーポレーション取締役副社長をつとめている。、
瀬人の唯一の弱点である為か、瀬人を狙うものから人質として狙われることがしばしば。瀬人に比べると、比較的常識人である。

本作登場人物では、数少ない肌の色が濃いキャラクター。これで海馬と血の繋がった兄弟であるのが、若干不思議である。まぁ、肌の色は別に関係ない話ではあるが・・・
胸元には、海馬が付けているものと同じペンダント。こっちは小さい頃に海馬と一緒に撮った写真があるんだっけか。ストライプの服装もしっかり再現されています。

しゃがんでいる分、髪も下の方は平らにしてありますが、作りはとてもいい。

さぁ、長々と続いたのもそろそろ終わり頃。
続いて、遊戯と同じ千年アイテムを所持する獏良了。9月2日生まれで、初登場時は遊戯達の学校へ転校生としてやってくる。少年らしからぬ美貌の持ち主で、その人気は転校初日にファンクラブができたほど。
性格は物静かで穏やか、かつ優しさを忘れない少年である。手先は非常に器用、作中で何度かジオラマを作成している。

容姿端麗なのは、フイギュアからもわかると思います。劇中では静かな印象なので、女性からはもちろん、一部の男性からも好かれそうな感じですww
その青白い容姿とは裏腹に、瞳は赤く熱い色であるのが特徴。性格と比例して、制服もちゃんとボタンを閉じています。ってか、それが普通w

背中の方はこんな感じ。グラデーションを用いているのが、とてもよくわかる色合いである。

そして、その獏良に潜む、もう一つの闇人格。こちらは普段のが獏良、闇人格の方がバクラと表記される。もともとは千年リングに宿っており、考古学者でありである獏良の父親からエジプト土産として、獏良の手に渡る。遊戯とは異なり、バクラが表に出ている時に、獏良にその記憶はない。
冷酷非道で残虐であり、彼の友人たちを何人も意識不明の昏睡状態に陥れた。獏良が遊戯たちに会うまで学校に馴染めない最大の理由がこれである。
七つの千年アイテムを手中に収め、闇との契約により力を得ようと目論んでいる。そのために遊戯たちに協力しつつ、裏では千年アイテムを強奪するなど暗躍も行っている。遊戯たちとのデュエルはそんなに行っていないが、デュエル時は彼らを追い込むほどで、実力は遊戯や海馬に匹敵する。
その正体は大邪神ゾーク・ネクロファデスの魂の一部であり、盗賊王バクラの記憶を持つ。ラストデュエルの戦いの儀を除くと実質ラスボスとも言える存在で、最後は表遊戯とのデュエルに敗北して意志は消滅した。
本作では中の人が途中で変わっており、そのほとんどが松本梨香というだけあって、某有名モンスターアニメの声を使ってM@Dが作られたりネタにされることが多々あるww
髪型が獏良の時よりもやや盛り上がった感じで、雰囲気は大きく変わる。余りに違う雰囲気のため、それは障害に見えるほど。ちなみに、今更言うのもなんですが、シークレットね。

胸元には、千年リング。こちらもなかなかの出来映えである。服装などもしっかり再現されていますね~。
目の特徴も相まって、禍々しい雰囲気ですわ~(;´∀`)

髪の造型もなかなかのもの。今まで通しで見ていましたが、ほんとうに丁寧に作られています。普通、このぐらいのサイズだと多少の塗装剥げがあるものなのですが、全くないですね( ´∀`)b
しかし、まさに悪党というキャラがよくあっています。

台座にはそれぞれ絵があり、幾つか組み合わせができるようになっています。
遊戯たちはこんな感じで...

海馬兄弟は、海馬コーポレーションのロゴ。

真紅眼の黒竜にはエフェクト、アテムこと闇遊戯は千年パズルが描かれています。

そして、獏良了にはダイス、バクラには千年リング。
獏良了がダイスなのは、彼の初登場において行われたTRPG「モンスターワールド」でダイスを使用するためであると思われる。

吹き出しは、他のキャラにも付けられるので、組み合わせを変えることにより、より楽しめます(○´ω`○)



もちろん、こんな組み合わせも。


真紅眼の黒竜は、遊戯が使用したこともあるので、もちろんこんな組み合わせも!

フィールドを使うとこんな感じ。
っても、ここで闘ったのは表遊戯だったような...(;´∀`)

吹き出しの文字を変えて、こんなこともやってみたりwww
もう○○のライフは0よ、のシーンwww
肝心の虫野郎がいませんが・・・

海馬とバクラが闘ったこともありましたね~。
結局、勝負はつきませんでしたがね。

BOXに付属している吹き出し、これだけ使ってみましたww

黒炎弾!!

以上、コトブキヤ ワンコイングランデフィギュアコレクション 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ 決闘開始(デュエル)!!でしたー
前にレビューした忍たまのは少し粗い部分があったので不安でしたが、こっちはもうすげぇ出来映えでした。完成度がとても高い上に、再現度も高いという。吹き出しもあるおかげで、雰囲気も味わえる感じになっていて、期待以上に楽しめました。
次の古の決闘!!シリーズも楽しみです(○´ω`○)
【関連記事】
「かる~くヒネってやるじゃん!」 ~ 武装神姫 ベイビーラズ レビュー
今年も「俺のターン!」がやってきましたw ~ デュエルディスク 遊星Ver. DX 2010
にんにんにんにん忍たま ~ ワンコインフィギュア 忍たま乱太郎 レビュー
広い世界を巡る音 ~ ねんどろいど 巡音ルカ レビュー(?)







