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海洋堂 特撮リボルテック SERIES No.023 ガイガンのレビューです。
ゴジラシリーズで登場する、その姿や光線砲などからサイボーグ怪獣という特異な存在を作り出した怪獣

作品表記は、本人の代表作とも言える『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガンとなっている。地球を侵略するためにやって来たM宇宙ハンター星雲人が宇宙恐竜をサイボーグ改造した怪獣で、地球侵攻のためキングギドラと共に宇宙から飛来した。額にあたる部分に光線砲が埋め込まれているが、この映画では遠距離攻撃はキングギドラとゴジラタワーが担っていたため、全く使われなかったもよう。その他に、ゴーグルのような目からビームが出る・口から熱線が吐けるという記述も説明本などにあったらしいが、同じく使われていない。

1972年公開の「ゴジラ対ガイガン」ではキングギドラと共にゴジラ&アンギラスと戦い、翌年の映画「ゴジラ対メガロ」ではメガロと共にゴジラ&ジェットジャガーと戦ったが、いずれも撤退しているため倒されてはいない。その後、しばらく映画では登場しなかったが、2004年の「ゴジラ FINAL WARS」で久しぶりに登場している。が、この映画では再登場怪獣という扱いだったらしく、デザインが改変されている。
他、同じく東宝の特撮作品のひとつ「流星人間ゾーン」でも登場している。ちなみに、この回のサブタイトルは「間一髪 ゴジラの叫び!」であり、ゴジラも登場している。

華麗だが残忍な闘いをする。第2作ではジェットジャガー1人に2人がかりで襲いかかるかと思えば、ゴジラがやってきて形勢逆転したと思えば仲間を置いて逃亡するなど、悪役というイメージが色濃くついている怪獣であるかと。第1・2作両方とも2体で行動しており、最初は優勢なのに最後には劣勢になって逃亡という、いかにも悪役らしい立ち位置にいるのがまた人気の怪獣である理由の一つかもしれません。



作品名地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
企画・製作元海洋堂
販売元株式会社ケンエレファント
発売日2010/11/01
原型制作田熊勝夫
可動アレンジ大津敦哉
全高約145mm
仕様PVC製塗装済・可動フィギュア




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ケースは、何時ものサイズ。
爆炎をバック?にしたような背景でしょうか。

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』を元にしているのは、個人的にはすごく嬉しいですね。好きな作品の一つでもありますし、ガイガンの印象が色濃く残っているのはやはりこの映画です(○´ω`○)



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全身。深緑に金色が基本カラー。基本カラーと言っても、模様がついており、よりリアルなデザインになっています。
両腕両足の爪や、特徴的なゴーグル風の目、胸元の刃など、怪獣でありがら金属ものをイメージすることからサイボーグ怪獣と呼ばれているのがよくわかる。


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可動部分全16箇所で、怪獣フィギュアでありながら思ったよりも動く感じ。
後ろ姿などを見ればわかるかもしれませんが、金色の鱗や翼などキングギドラをイメージするものもあります。そういった特徴から、キングギドラの一族(俗に「ギドラ族」)だったという説もあるらしい。



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その目は、クリアパーツ。
光線砲が埋め込まれているらしい額のパーツや、トサカとも言える角もしっかり再現されている。
その塗装はグラデーションも用いて、重厚に塗られている。


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首は顔の方と胴体の方と、二箇所で可動できるようになっている。
通常時は弧を描くように曲げ、飛行時はまっすぐ伸ばすようにするなど、場合に応じた再現ができます( ´∀`)b


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口は、もちろん開閉可能。上顎のサイドにある刃も、ちゃんと開閉できます。口の中の形や舌のようなものまでしっかり造型されています。
また、劇中では分かりづらい、頭頂部の角に対応した口内の三角形の突起まであります。これはすごいね

上顎にはしっかり歯が生えていることから、ゴジラ対ガイガンのスーツを元にしているのがわかります。
(ゴジラ対メガロでは歯は造型されていないため



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胴体には、金色の鱗に回転刃をイメージさせるもの。金色でしかもメタリック塗装なので、とても映えますね。
また、”改修前のスーツ”では、この刃を高速回転させるギミックがついていたとのこと。
もちろん、このフィギュアにそういうギミックないので、お子様も安心してお手にとってください(ぉぃ

お腹がしっかり出ているのが、いかにも怪獣らしくてよろしいw



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腕は、肩・肘・手首に当たるであろう部分にジョイントがあり、可動できるようになっています。ボールジョイントであるため、真っ直ぐ曲げるだけでなく角度も変えられるのがいいところ。

両腕のフックも、いい曲がり具合です。こちらも角と同じく重厚な塗装具合ですね。
ただ、撮影中、糸くずとかがたまに引っかかるのが玉にきずでした(ぉぃ



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足は、股・膝・足首とこちらも3箇所。
足の先もフック系ですが、こちらは割と控えめな角度。

フックは曲がっていますが、尻尾もあるため、バランス的には問題はないですね。かかとをうまく置くのが難しいところでしょうか。写真のやつも、左足は浮いていましたね



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背中には3枚の翼。キングギドラの翼にも似ていますが、サイズ的には小さめ。
翼の軸になる部分は造型されており、塗装分けもしっかりされています。先の方は黒い塗装が入っているなど、再現度も細かいですね。

翼は軟質素材であり、多少バサバサさせることができます。



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尻尾は、エイリアンシリーズと同じくペンタブル構造が採用されています。エイリアンより当然太いので、やや力を入れないと曲がらないです。付け根の部分にはボールジョイントがあるので、飛行時は胴体に平行に伸ばすなどと言った可動もできるようになっています( ´∀`)b

先の方は、固い素材で矛のようなものになっています。ここはさすがに曲げられません。
ってか、ふと見ると、エイリアンと似た特徴ですねw



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付属物のコンビナート。やや金色だけど、銀に近いメタリック塗装がされています。


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大きな建物がある周りに、細かい部品が造型されていて、大きさの割によくできているのがわかります。
こういうのがあると、映画の雰囲気なんかも出せていいですね(○´ω`○)


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一番高いやつはこんな感じ。


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高い方は、もう一本の方のてっぺんぐらいの高さのところから外せるようになっており、このように折れたものに差し替えることができます。
ガイガンのフックにへし折られたものを再現しているのかな。



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並べて撮ってみたよ。


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シリーズ恒例の、ネームプレートつき。
何気に、自分が生まれるより前に放映された映画なんですね。



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何時も通り、ポージングなど...



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やはり口を開く方が、威圧感があっていい!!



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飛行シーンなども撮ってみました。
けど、後で気づいたんですが、ガイガンって確か、翼をそろえて飛ぶんじゃなかったっけか



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反対側から撮ってみた図。



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実際、ガイガンに出くわしても、こんな角度で撮っている余裕はないでしょうねw(ぉぃ



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以上、海洋堂 特撮リボルテック SERIES No.023 ガイガンでしたー

再現度もよろしく、塗装も申し分ない。細かいところも作り上げており、完成度は高いと思います。
金のメタリック塗装が昔持っていたソフビの色と合っていることもあり、とても好感触ですね!
やはり、ゴジラ対ガイガンで出しているのが評価が高いです。やはり、初代ですよね( ´∀`)b

可動面も申し分ないところ。早くゴジラやキングギドラと並べたいところ。。。




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