
前にレビューした初音ミク VN02 mixに続き、人気イラストレーター「なぎみそ」氏とマックスファクトリーのコラボレーション企画第二弾のフィギュア。人気楽曲「炉心融解(Hard-R.K.mix)」のPVで描かれた、どこか大人びた印象を持つ「鏡音リン」に、フィギュア用アレンジをさらに加えて立体化されたものです。
最初は買うつもりは全くなかった商品ですが、初音ミク VN02 mixをレビューしてすこぶる欲しくなったこれ。
んで、多分、次の恋は戦争もなんだかんだで買うのでしょうwww
ま、それはおいといて、レビューと参ります。。。
作品名 | キャラクター・ボーカル・シリーズ02 鏡音リン |
発売元 | マックスファクトリー |
販売元 | グッドスマイルカンパニー |
発売時期 | 2010/08 |
原型制作 | シャイニングウィザード@沢近(マックスファクトリー) |
スケール | 1/8スケール |
全高 | 約210mm |
仕様 | PVC 塗装済み完成品フィギュア |


箱はそれほど大きくない感じ。いやま、これでも十分な大きさだと思うけど・・・
前の初音ミク VN02 mixはでかかったけど、あれはもともと台座や髪のボリュームが大きかっただけで、実際ボディーだけの大きさで考えるとかなりと言うほどの差はない・・・と思うw


箱の横側はこんな感じ。

中のブリスターは、2階層にわかれています。
左側にあるのが上で、リン本体と、台座。
右側にあるのは下で、全て台座に取り付けるパーツとなっている。
そして、説明書に、リンと台座を繋ぐコード。
このコードですが、電子工作で使うお馴染みのコードのそのままだった件w
ま、再現と言う意味ではいいのだが、売り物としていいのかこれは(;´∀`)

まず、台座を組んでみた。
作る自体は難しくないのですが、繊細なパーツが多いので、破損には注意しないといけません。
このフィギュアの元となった「炉心融解(Hard-R.K.mix)」ではスピーカーが2つあったことや台座の下が写ってなかったことなどから、台座は結構アレンジされている。
かつ、再現するところはしっかり再現しているみたい。
スピーカーが2つから1つになったのはコストの問題かな・・・PVのをそのまんまフィギュアにしたら値段は確実に初音ミクVN02 mixに匹敵してましたし^^;

3本のリング・・・レベル3のチューナーとチューニングするのかな(マテ
ま、冗談はおいといて、このリングもPVで登場しています。
ただ、PVの方はこの3本紫色を加えた4本のリングがありました。
ま、その辺はこだわるところじゃないかも。。。
リングは台座や柱にしっかり固定できるので、ものがぶつからない限りは外れたりはしません。

上では柱と書いたけど、実際何かわからないこれ。
台座の上はやや何かが溶けたのような造形にもなっいますし、歌詞にある核融合炉と関係のあるものかな。

横には大型のコード(・・・ってかパイプかな?)がスピーカーとくっついています。
このスピーカーについている金色のやつですが、置いたままスライドするとこすれます(;´∀`)
買った人は破損には注意してねw
では、リンを乗っけてぐるっと一周。


コードも繋いで、こんな感じ。コードの曲がり具合は適当よw
とても大人びた印象のあるリンと言われていますが、Wikiなどに幼少リンと書かれてるところから、幼少時のリンなのかな。
それでも大人びた印象を出すのは、デザインを担当した裏花火氏の実力というものですね(゚д゚)!




後ろから見ると、コードの位置配置が丸見えであれですが、リンはかっこよく見えます。
私は結構好きだったりします、ここから見るの。


初音ミクVN02 mixは神秘的な印象があり、こちらも神秘的なものをイメージしていましたが、ゴシックテイストなだけにヘビーなイメージを感じますね。
それでいて、やはりメカニカルな部分もあるというのがいいね( ´∀`)b

顔アップ。
切れ長の目に、やはりこの睫毛がいいです、睫毛!
髪は巻いて髪留めしていますね。
前髪にシャギーのないフィギュアを見るのも久しぶり。。。

PVでは感情の捉えにくい表情ですが、フィギュアの方は真剣なイメージが強いですかね。
それでも、どういう感情でいるのかは捉えにくいです。

ミクほどのボリュームはないものの、ショートのリンにしてはボリュームのありすぎる髪の毛。
ツヤのある塗装がされています。

後ろ頭はこんな感じ。
髪の造形はちゃんと重ねているのがわかるので、いい感じ。
塗装も綺麗ですわー

そこにスピーカーをつけ、コードを繋いでいます。
あとで載せますが、コードのもう片方の先は台座の裏です。
マイクがないところ見ると、スピーカーから出るのはBGMだけ・・・?
このコードですが、何回か抜けては差し、抜けては差し、面倒だった(;´∀`)
もうちょっとどうにかして欲しかったのが本音。
しかし、スピーカー越しとは言え、耳にコードを繋いでいるのってなんかあれだね(ぉぃ

左耳の方はこんな感じ。

衣装は、黒と白を交差するように配置し、ゴシックな感じのある衣装。

金色のギターを抱え、かっこいいイメージがかなり強くなっています。
ボカロのリンはショートパンツでしたが、こちらはスカートです。
また、動画では膝の素肌のところが正面からでも見えていましたが、こちらはそうではないので、裾の長さも違うのかしらね。
多少の誤差はあるものの、この膝の素肌が普通に見えるか、アングルでしか見えないのかでは、その手のものが好きな人には評価が分かれるところですね。個人的には、後者の方が大好きなので、これで一向に構いませんがwww

幼少リンというのに、若干の膨らみがあるぞ(゚д゚)!
腋の部分や腰の部分のシワがすごいです。
ボカロは本当にシワ使いをこだわるよなー、どこのメーカーも。

服の袖やアームカバーはこんな感じ。
ここを見ると、リンだなーととても思う。

黄色いラインが入るのはおなじみ。
袖の部分のフリルもいいですわねー

右腕は腰のところまで引いて曲げています。

ギターを持つ左手。

ピックを構える右手。
両方とも爪までしっかり塗装されており、指だとはっきりわかるような丁寧な造形がされています。

動画の最後にMELTDOWNのロゴと一緒に映っているギター。
見ての通り、弦はついてないです。
このギターも動画より若干のアレンジがされている。
っても、形自体に大きな変化はなく、左手を添えている部分の黒色の部分が金色で染まっているぐらい。
ギターはちゃんとストラップで支えられており、片方は金属を使って繋げられています。

非常に出来が良いです。
こういう形の型どりを作ったんだ(゚д゚)!って思うだけでもすごい出来だと思える。

弦はないけど、先の方には弦を通せるような造形はされています。

反対側はこんな感じ。

こちらの反対側もしっかり作られているみたいです。

スカートは、裾のフリルがまたすごい造形です。
ギターで見えない部分もありますが、シワ使いなど細かい造形がされています。

塗装なんかも綺麗に塗られていますしね。
そして、中のフリルは黄色と、リンの基本カラーである黄・黒・白を押さえていますね。

お背中側はこんな感じになっている。

こちらのシワの感じも細かくてすごい!
ここに写ってるマークはなんなのかしら・・・なんか見覚えがあるようなないような・・・

後ろのフリルもっぱねぇ出来!!

華奢なおみ足。
肉の凹凸がよく見えるので、フィットしているのがよくわかります。

ブーツは白を基調に、黄色い紐靴。
足の裏が黒に黄色と少し厚みがありますね。

これはいわゆる厚底ブーツというやつか(マテ
刺繍した部分まで造形されており、いかに作りがこっているかがわかります。

左足は、右足と対照的な構えになっている。

さっきからちらりちらり写ってましたが、ニーソックスですニーソ!!
正式には、オーバーニーレングスソックスというらしいけど。。。
こういうふとももがアングルでちらりちらり見えるのがたまらないのよね(*´∀`)b
特に、このリンは初音ミクVN02 mixに比べ、アングル的部分は普通に隠れているので、ここはどうしても見てしまう・・・。
ま、あっちもこっちも、どちらかというとかっこよさや神秘的な感じ、世界観を見て欲しいフィギュアだと思うけど、そこはそれ、これはこれってことでw

後ろの方から見ると、膝裏のところや脛の膨らみなどもしっかり作られています。
ちょっと台座の方に戻りまして・・・

コードのもう片っぽはここに差し込むようになっています。

下から見るとこんな感じになっている。
ここも差し込むのを苦労しました^^;
では、何時もの如く、スカートの中へ・・・(*´∀`)

おぱんちゅはシンプルな純白!!
炉リンだし、むしろこれじゃなかったらびびるわw いやま、キャラものってのもあるけど、それはそれでどうよって感じだし。。。
こうして見ると、ふともももとても素晴らしく見える(*´∀`)

おしりの方はこんな感じ。
パンツのラインなどもしっかり造形されていて、いい感じです。
最後は、何時も通り...





大きさはほんとそんなに大きく感じないのですが、それ故に繊細な造形とかが引き立ちますね。


ちょいとモノトーン的なものも一枚。

/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ(´Д`*)ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

初音ミクVN02 mixと一緒に・・・こうして並べてみると、同じスケールなんだなと思えます。
やはり台座の大きさが・・・あと、ミクとリンの身長差もありますしね。

ラストはやっぱハイコントラストで...

以上、マックスファクトリー 鏡音リン -炉心融解-でしたーヾ(。・ω・。)
造形・塗装は特に申し分ないです。
ゴシックテイストなリンに、メタリックなギターや、メカニカルな台座の融合といい感じです。
意外と場所を取らないので安心した分もあり、非常に満足しています。
ただ、細いところも多いので、ずっとこのまま保存していけるかは不安ですね,..(;´∀`)
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