

S.H.フィギュアーツの仮面ライダーギルスのレビューです。
「仮面ライダーになってしまった男」である葦原涼が変身する仮面ライダー。
不完全なアギトではあるが、「彼もまた、アギトの一種だ」とも劇中で言われている。
打撃力、跳躍力はアギトのグランドフォームを越えるが、防御面は弱い。だが、それを補う回復力があるという、前半で登場するには素晴らしいスペック。ただ、最初は変身が不完全であり、変身する度に極度の負担がかかり、変身解除時に不相応な老化現象が起こるというデメリットもあった(後半にパワーアップしたことでこの症状はなくなる
なお、このギルスは度重なる水落ちで腐敗したため、仮面ライダーディケイドではパワーアップ版のエクシードギルスしか登場していない。なので、登場しているのは、仮面ライダーアギトのみである。
作品名 | 仮面ライダーアギト |
発売元 | バンダイ |
販売元 | バンダイ |
発売時期 | 2010/04 |
全高 | 約140mm |
仕様 | ABS/PVC/POM/Zndc製塗装済・可動フィギュア |


全身。
前にレビューしたアナザーアギトと同じく、非常に生物的なライダー。
でも、ライダーらしいイメージは残していますね。
アナザーアギトと同じ原型師さんが担当したとのことですが、この大きさでここまで作っていて、かつ可動であると言う点で評価がとても高いです。

上半身。
特にこれと言ったデザインはないんですが、引き締まった肉体がかっこいいですね~( ´∀`)b
質感などもよく再現されているかと思います。

複眼は、クリアパーツ。
ちなみに、ギルスのモチーフは、カミキリムシ。それっぽい口元をして・・・いるのかな?(ぉぃ
彼の触角・・ってか角(ギルスアントラー)が伸び縮みするのは、カミキリムシの種類によって長さが違うところからきているのかな~っと。また、角が渦巻き状に畳まれているのも、カミキリムシの蛹の特徴。

膝の辺りにも多少の凹凸があったり、こうして見るといろんな特徴があるというのがフィギュアを通してわかります。
足は従来のアーツとは違いやわらかい素材だけど、何時も通りの安定感を持っています。

背中はこんな感じ。

付属品一覧。
ギルスでお馴染みの武器が使用可能だ!!
(身体の一部が変形するものなので武器と表現するにはちょっと疑問が感じるが・・・

戦闘能力が著しく低下した時に短くなる角も再現可能だよ。
必殺技時にホーンが展開するアギトとは、真逆の付属品になりましたな。

口の牙”デモンズファングクラッシャー”をむき出しにした時の顔もついております。

もちろん、こっちも二種類の角を使い分けられます。

さっとポージング。

腕についているかぎ爪”ギルスクロウ”。
通常状態のはこっち。

伸びる時は、こっち。
装着するものではなく、あくまで身体の一部である。
見ての通り、差し替えでつけられます。
従来の差し替えとは違い、スライドで差し込めるようになってます。
んで、こっちも差し替え。

触手状のムチ”ギルスフィーラー”。

両方とも3本ずつついており、長さを調節して使用可能です。
もちろん、片方を使ってもう片方だけ長くすることも可能。
触手の先と腕につける部分を外すことも可能で、片方に最大6個つきさすことができます。

こちらは、かかとの伸縮自在のかぎ爪”。
ジョイントでつけられるようになってます。

ギルスは、これを使い、跳躍からかかと落としをする必殺技”ギルスヒールクロウ”を得意とします。
どの武器にも言えることだけど、爪や牙で切り裂く・貫くのがメインの、格闘戦を行うのがギルスの特徴です。

あと、ギルスと言えば、やはりこれ。
戦闘中によく雄叫びをあげることで有名でしたね。

口を開いてまで吠えるのは平成ライダーの中でも珍しいです。
昭和ライダーでも同じく生物的なアマゾンぐらい。
以下、適当にポージング。



書き忘れてましたが、ギルスフィーラーは軟質でできています。







アギトとともに。
思えば、このシリーズからライダーは衝突したりしたんだっけ。
最初は違和感が強かったけど、今になると違和感がなくなっている不思議(;・∀・)





以上、バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーギルスでした~
もう申し分ない出来と塗装。これだけできていて、可動もしっかりしているのでもう満足する以外ねぇ!
こういう生物的なライダーはちょっとしたポージングでもより迫力が出るからいいですね~
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