

AMAKUNI まおゆう魔王勇者 魔王 オーバーオールVer.です。
橙乃ままれ氏によるファンタジー小説 『まおゆう魔王勇者』 に登場する主人公のひとり。タイトルにもあるキャラクターの片割れ、魔族の統治者たる魔王そのひと。
本作品の登場人物には固有の名前がなく、魔王も例外ではない。ただ、字はあり、それは”紅玉の瞳 (こうぎょくのひとみ)”。人間と全く遜色ない紅い瞳を持つ妙齢の女性。魔王と言えば、頭に生えている角をイメージさせ、勇者が魔王城に乗り込んだ時も生やしていたが、実は角のついたカチューシャであった。人間界では”紅の学士”と言う通り名で伝わっており、訪れた冬越し村を拠点に技術改革や教育を行っている。幸福をもたらしたことから、村人たちからも慕われている。(もちろん、村人達は学士が魔王であることは知らない)
まだ見ぬモノである「丘の向こう」を求めており、共に探すものとして勇者を選び、彼に話を持ちかける。剣を向けた勇者を恐れず、貴婦人のように優しい態度で接していた。本人曰く、その特性により歴代魔法の中では戦闘能力が乏しく、その代わり、「外なる図書館」で得た豊富な知識を持っている。その知識を得る過程で人と魔族の間にある多くの問題や矛盾に気付き、種族の壁を越えて問題解決に取り組みたいと思っている。勇者に声を掛けたのもそれで、基本的には平和主義で、生真面目・温厚な性格。
かなりの巨乳であるが、学問一辺倒で図書館族とも言える引きこもった生活をしていたため、自身には肉体的魅力やそれを活かす技量はないと思い込んでいる。(ただ、ウブな勇者には大変効果がありました。大変効果がありました。) メイド長からはその無駄に大きな乳房と皮下脂肪の多い体型を揶揄して「駄肉」と呼称されている。谷間の内に魔王の証である紋章があるが、自ら胸元を広げるなどしないと確認出来ないほどに埋もれている。
AMAKUNIからの魔王のフィギュアです。原作にはない、イラストレーター・尾崎智美氏による描き下ろしたオリジナルシチュエーションから立体化したもの。普段の衣装よりも肌色率多めで、前述の”駄肉”が大いに表わしたフィギュアになっています! もちろん、ホビージャパン限定のフィギュアで、HJ誌上通販・ホビージャパンオンラインショップ・ポストホビー厚木店と60階通り店のみで予約が可能になっていました。この魔王の予約期間の時は、クレカ決済にトラブルがあって、受注期間が延長されたんですよね。フィギュアのみの通常版とは別に、『うたたね魔王様クッションカバー』が付属した限定版もありました。また、通常版・限定版に関係なく、『特製クリアファイル』も付属します!
作品名 | まおゆう魔王勇者 |
発売元 | ホビージャパン |
販売元 | ホビージャパン |
受注期間 | 2014/02/25 ~ 2014/04/24 |
出荷日 | 2016/01/15 |
製造元 | AMAKUNI |
原型製作 | 内嶋靖浩(essence.) |
スケール | 1/7スケール |
全高 | 約220mm |
仕様 | PVC製塗装済み完成品フィギュア |
撮影使用機材 | PENTAX K-50 + SIGMA DC 18-250mm F3.5-6.3 MACRO HSM AF360FGZII + FLASH BENDER L |

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パッケージは、純白カラーを基調に、草木をデザインしたもの。
とても、”魔王”と言う名称がつくキャラクターにつくようなカラーリングではないですねw
後ろには、フィギュアのもとになったデザインも描かれています。こういう日常的な一コマは実にいいですね(´▽` )

特典のクッションカバーとクリアファイルです。
何時ものノリで限定版を買っていましたねw

中のブリスターはこんな感じ。説明書もついています。

本体と台座以外のパーツがこちら。カチューシャを外している状態の、前髪パーツも付属!
籠に入っているのは、劇中にも登場している馬鈴薯(じゃがいも)です。
中心にあるのは、踏み鋤と呼ばれる、足で踏んで土を掘るタイプの鋤。踏み鋤と言うとスコップのように先端が広い平面になっているものが記憶にあるので、こういうフォークのような先端の踏み鋤は見たことなかったですね。(ちゃんと実在するもの)
先端はやや尖っているのが再現されており、木製の棒に金属部分を繋ぐための金具まで造型されています。


馬鈴薯も何気に凝った出来映えですが、デコマスの方がもうちょっとリアルな出来だったので、それに比べると微妙。
一方、籠はその独特の造型がしっかりされていて、凹凸が良い感じ。取っ手の片方は、手に通せるように離してあります。

台座には、草原と耕した土、落っこちた馬鈴薯がありますね。これだけでもそのシーンの雰囲気を味わえるものになっていて、魔王を乗せることでひとつの世界観を作り出せますね^^

ぐるり。オーバーオールと言うタイトルにある通り、オーバーオールを纏った魔王の姿を立体化したものになっています。両手で馬鈴薯の入った籠を持っていて、腰を上げて、前屈みな感じのポーズ。落ちた馬鈴薯を拾おうと身を屈めようとしたところ、勇者がやってきて顔を上げた感じなのかな。(勝手な想像w)
オーバーオールなのはわかりますが、まさかの 裸オーバーオール とはね。胸元見る感じではブラはしてないっぽいですね(*´∀`*)ニヤニヤ さすがに下は着けていると思いたい... 裸オーバーオールではPixivなどでもタグがあるぐらい一定のユーザー数を獲得しているジャンルではありますが、版権もので素肌にオーバーオールとかビ×ー・○ーンぐらいしか記憶にないぞい!(ぉぃ
「こんにちはったらこんにちは」よろしく身をやや屈めたポーズなので、そのたっぷり量感あるたわわが強調されており、勇者でなくても目線は一箇所に固まってしまいそうです。ただ、素肌にオーバーオールだけあって、背中や腰回りもすごいことになっちゃってます。また、造型師さんのこだわりが随所にあると言いますか、肉感や骨格の表現が素晴しいです。いわゆるぽっちゃり系のようなフィギュアは最近多くなってきましたが、ここまで細かに肉感表現しているフィギュアは見たことないかもってぐらいね!




いろいろ妄想がかきたてられるポーズですね!(ゲス顔


前述したように肉感造型が売りで、また、オーバーオール自体の質感もいいですね。
ただ、量産ものフィギュアとしては、正直ガッカリ感がすごいフィギュアでした。いかんせんWFでサンプル見ているだけに、出来の甘さがより見えてしまいましたね。
何時もは塗装が塗装が・・・って言っていましたが、今回は造型も....ね


顔アップ。前述のように触れましたが、頭部周りは問題なさそう。
劇中にもあったような気がする、左上目遣い的な魔王様。少女のようなかわいらしく穏和な笑みに、見る側も癒されそう。
唇造型から舌も良い感じでしょうか。髪造型も、前髪にはバリのひとつもなく、胸元に降りている部分も捻れ具合がとてもいいです!
カチューシャとしてつけている角も凹凸がしっかりしている他、魔王の角らしいアクセントもありますかね。カチューシャのヘアバンドも再現されています。


口は上の歯も再現されており、上唇も意識したような造りです。細かいね。

側頭部も申し分ないでしょうか。前頭部が着脱できるため、しっかりはめこんでも少し隙間が見えてしまいますね。こればっかりは仕方ないかな。
オーバーオールに髪の一部が乗っかかる感じで、折れているところも再現されています。そこの部分は着脱するところに入らないので、色移りに心配もないですね^^


後頭部側の髪造型も上々。一房一房の造型がよく、まとめて降ろしている三つ編みの造型もいいですね。

三つ編みは、魔王が振り向いた方向と反対側の方に揺れています。
毛先の方まで、三つ編み造型の良さがわかります。縛っているリボンも凝っていて、風に揺れたところも意識された造型になっています。

カチューシャを外したタイプがこちら。髪型などは基本的に変わってないですね。
こうなると、いわゆる農家さんの美女になってしまいますなぁ。
こんな裸オーバーオールの美少女が農業していたら、近所は大騒ぎやで(何の話や

首下は、オーバーオールのベルトしかないため、鎖骨からその下のたわわ過ぎる果実まで露わになっていますね。首下には鎖骨の造型があるなど、肌が露わになっている部分の造型がしっかりされています。

横から見ると、鎖骨の立体感がよくわかるでしょうか。また、中心には薄く筋があり、胸元にかけて少しばかり赤みある色合いになっていますね。体温を感じさせます。

( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
ものの見事なたわわ! 勇者じゃなくても魅了されてもおかしくはないほどです。魔王はこれを武器にする方法を知らないようですが、むしろ、知らないが故に時折取ってしまう、胸元を強調するポーズが異性の心を掴んで止まないのです! オーバーオールと言うこともありますが、ブラをつけていないためなのか、そのたわわが衣装に圧迫されて、やや歪んでしまっています。最高じゃないか!!
ただ、肝心の造型面が...乳房とオーバーオールの間に隙間が見えたり、オーバーオール側の凸ダボが見えてしまっていたり残念クオリティになっています。こういうフィギュアの重要なポイントは『覗き込める』と言う点なのですが、覗き込むとがっかり感が増すという二重苦なのですよ(´;ω;`) フォロワーさんのレビューを幾つか見ましたが、中には上から見下ろす写真が1枚もなかったりするのもあったので、「あぁ、出来があれだったのかな」とか勝手に思っちゃったりしました...

繋ぎ目のところにはオーバーオールの青が肌にはみ出ていて、余計にがっかり感が増す状況に・・・こんなにやわらかさ表現されたおっぱいなのにこの仕打ち・・・ガチに泣きたいです...
また、オーバーオールの吊り紐ですが、左側の方ははっきりわかるほどのバリがあってショッキングでしたね。青の塗装が金具にはみ出ているところもあって、とにかく出来の微妙さを感じさせました。
ぶっちゃけ言うと、出来の悪さはこの胸元周りに集中していて、個人的にそれがもうね...もうね...痛烈ですよ。
こうなったら、このたわわを欲望丸出しで視姦するぐらいしか楽しみがないんじゃ!!(マテコラ
ってなわけで、他にも何枚かね。


オーバーオールに乗っかった横乳もポイントですのよ!


オーバーオールは質感が意識されていて、ごわごわっとした感じや青い塗装の塗りはよさげでした。
一方、ボタン周りは塗装が雑です。シャドー処理のようなスミが変にはみ出ていて、この辺はぶっちゃけ最近のプライズの方がいいんじゃね?って思えるほどです。
あと、上のでか丸の留め具のところ、奥の四角い部分がもろに見えているんですが、これは仕様なんでしょうかね。いかんせん資料がないので、よくわかりませんでした。ただ、そこを差し引いても金具の塗装が明らかにはみ出ているので、マイナス点多めですね^^:



こう両腕でおっぱいを強調しているので、自然と寄せ乳になっているのが、このポーズの凶悪な部分でしょうか。こんなんイチコロやっちゅうの(*´p`*)

見えてない部分もありますが、お腹周りのオーバーオールの出来映えは上々。やはり、ボタンがあるところはあれですが、オーバーオール自体はそのごわっとした質感が意識されています。中心からやや右腕寄りの辺りが凹んでいたり、左腕外側にシワが入っているなど、なかなかに細けぇ(゚A゚;)



何時もと順序違いますが、オーバーオール繋がりでそのまま下へ。ブーツを履いているため、オーバーオールの裾は捲って上げています。
上と同じで、下もシワ造型が細かい。ジーンズのような質感が丁寧に再現されていて、情報量もすげぇです!
お腹の辺りは生地が沈んでいると言うのが、横から見るとよくわかります。質感だけでなく、こういう重力的なところも意識されているのがとてもいいですな!

足を開いているのと、屈んでいるため、股の辺りの生地が前に突き出ています。それでいて左右から引っ張られるように、ぴーんとなっているなど再現がまぁ細かい! ベルト通しもあるなど、デザインが忠実に再現されていますな。

左側はそうでもなかったですが、右側の方にあるボタンは、上と同じでスミ入れのような塗装が明らかに目立っていて嫌でしたーー;
一方、造型は申し分ないです。左右の繋ぎの縁もいいですし、ポケットを意識した造型もされていますね。足を包むズボン的部分は、シワ造型が丁寧で、その生地がずり下がる感じも再現されていますな!

股の辺りも、丁寧に造型されています。内側の継ぎ目もしっかりとありますね。

臀部側もこの出来映えです( ´∀`)b ボタン周りはやはりあれですが、でも、ボタン自体はよく出来ています!
ポケットには、しっかり厚みがあるのもポイント。

こう尻を押し出す感じになっていて、オーバーオールにぴっちりフィットした感じが再現されているところもいいでしょうか。また、右足は斜めに伸ばしていることもあってか、ぴーんと入ったシワ表現がまたいいです!


膝周りは、特にシワが細かくなっています。左足は真っ直ぐ下ろしているため、膝周りがぶかぶかとした感じも表現されていていいですね^^


さすがにごわごわしたオーバーオール越しなので、膕の造型などはありません。
前述したように、右足側はぴーんとしたシワが入っていますね。

ブーツは、カウボーイとかが履きそうな革製を思わせるものになっています。農業にも合う感じのものでしょうかね。
前のカバーも造型されている他、靴裏もしっかりとありますね。靴裏はやや濃いめの塗装になっていて、塗装は綺麗に塗り分けされています。



後ろ側もこの出来映えです( ´∀`)b
この辺はよかったのですが、それだけにやっぱり...
オーバーオールはここまでで、続いて素肌の部分へ。



まずは、腕周り。それよりもたわわに目が行きそうですが、たわわを見ていたいですが、手よりもたわわを握りたいですが、腕周りへ(ぉぃ
健康的な腕ながらも、二の腕などほどよく肉付きついた感じでにやっとさせられます。肘辺りが締まっていて、その下は膨らみがはっきりあるなど、メリハリがしっかりとあるのがすごいです。駄肉は別の部分を差していますが、この腕周りだけでも肉付き造型のこだわりが感じられますね。
また、背中側で腕と身体がくっついているところは、シャドー処理がされているなど細かいですね。

前の写真もそうですが、この肘のぼこっとした膨らみがちゃんとあるところが、このフィギュアのいいポイントです!
腕を伸ばしていながらも、肘の丸み造型をしっかり作っていると言うのがいいですね^^

おっぱいにぴっちりくっついているところも、腕の肉感がわかるようになっているのがいいですね。


右腕には、製造上の都合でついたリボンがあります。ただ、三段に巻いている他、リボンの造型もたるんだ感じがしっかりあるなど凝っていていいです。
リボンの塗装はまずまずと言った感じですが、はみ出てはいないのでよかったです。


肘下には筋肉のような筋が見えています。女性フィギュアでこれがあるというのがまたいいところでしょうか。魔王は鍛えているような少女ではないですが、さすがに重い馬鈴薯を持っている時は力がこもっているでしょう。それを強調したような筋と言うことで、重要なポイントだと思います! 手首の辺りが膨らんでいるところもいいね。
手は、指の造型がそれぞれわかるほど丁寧に造られており、小指など外側の指がやや突き出ているところなど細かいですよね。



籠を持たない状態でもパシャリ。手の平側も指の造型がしっかりされています。
籠にフィットさせる部分が親指だけにしているので、他の指がリアルに造られるようになっているところがいいでしょうか。指の丸みや手の平の膨らみなどが、しっかりとありますな!
爪の塗装もされているなど、上々です!

肩から降りている吊り紐は、くびれ少し上辺りの高さでクロスして、履き口に繋がっています。
吊り紐は、両外の縁造型が丁寧に再現されている他、クロスしているところはちゃんと重なった造型になっていますね。
背中には背筋の造型が、くっきり入っています!

正面から見ると吊り紐で隠れていますが、肩胛骨の造型もしっかりとあります。周りにはシャドー処理がされているなど、より強調されるデザインになっています。

また、くびれのところにもしっかりとシャドー処理があります。
この辺り、駄肉を意識していて、肉感が盛られた感じになっています。

くびれから腰にかけて、ずしりとくるような肉感表現がされているところが、実によだれものです(*´∀`*)


くびれの上(写真では左)の肋辺りの膨らみも、リアルな意識をされた造型になっています。


別アングルなんかも。
ここいらの肉感、ほんと好き(*´Д`*) ぷにぷにと言うより、もみもみもみほぐしたいですね!ぐらいの変体発言は、買った人なら出てしまうでしょうよ!

最後に、尻造型部分。オーバーオールに埋まりきっていない、上尻部分が露出しています。
谷間にY字がくっきり入っていますね。やや赤みあるシャドー処理がされています。腰回りは緩やかなカーブになっていて、肉感が増し増しになっているでしょうか(ジュルリ
こんなのを外で露わにしているなんて、もう男には凶器ですよ(*´ω`*) 農業などほったらかして、魔王とイチャイチャしたいわい!

ポーズがポーズ故に、くいっとケツが上がっているのがもうたまらんよね!

いろんなアングルで、尻肉を楽しもう(*´Д`)


座らせた感じのも1枚。


ずっしり感、最高でした(*´p`*)


しゃがんで見上げるのもいいよね(ぇ


角つきカチューシャを外すと、そこにいるのは魔王じゃなくて1人の女性と言っても差し支えない。
こんな綺麗な婦人と農業したいじぇ!(切実


きっと毎日が幸せに包まれますわ。


見下ろしたい、その肉感!

以上、AMAKUNI まおゆう魔王勇者 魔王 オーバーオールVer.でしたー
レビューにある通り、胸元以外は満足できるフィギュアでした。ただ、きょぬーフェチとしては、やはりこの胸元が粗いってのが許せないんですよね。胸元の繋ぎ目、本当にもっとなんとかならなかったのかなってところです(TдT)
お腹周りと尻肉は 大 満 足 です!!(ぉぃ
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