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アニプレックス 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら 時間遡行ver.のレビューです。
シャフト製作のアニメーション映画 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』 に登場するキャラクター「時間操作」を操る魔法少女で、こちらのフィギュアは時間遡行・・・時を遡っている彼女の凛とした姿を表している。

時間遡行の途中、キュゥべえを仕留めた、凛としたほむらの姿がイメージモデル。強い意志の感じられる雰囲気をまとっているが、それでいてほむららしい冷静な印象も。キュゥべえを仕留めたと言っても、おそらくは・・・・・・。仕留めたキュゥべえは左手で掴んでいますが、差し替えで持っていない手パーツに変えることも可能。そこはお好みで。

出来映えはもう一声かな。惜しいところがあって、正直、期待していただけにがっかり感が否めなかったです



作品名劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
発売元株式会社アニプレックス
販売元株式会社アニプレックス
出荷日2014/11/06
原型小澤真吾(ヘビーゲイジ)、T-REX
彩色原型ATUMI(ヘビーゲイジ)
スケール1/7スケール
全高約220mm
仕様ATBC-PVC・ABS製塗装済み完成品フィギュア
撮影使用機材PENTAX K-50 + AF360FGZII




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(画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。替わる方のURLはこちら

パッケージは、ほむらをイメージするかのような紫色のカラーのケースになっています。(一応書いておくと、ほむらのイメージカラーは黒)
背景には歯車が描かれていて、まさに時間移動しているのを表しているかのよう。



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中身はこんな感じ。最初はキュゥべえを掴んでいる方の手パーツを付けています。
なお、他に本体と別パーツになっているのは、右手に持たせる銃と、下にあるエフェクト付きの台座になっています。





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全身ぐるり。強い意志で、時を遡るように歩いている姿のほむら。キリッと勇ましい、でも、静かな強さを感じさせます。そのほむらの足下には歯車に写り込んでいる時計と、そこから燃える上がる炎のようなものが上がっており
キュゥべえの背中辺りを右手に掴み、左手には銃。キュゥべえの垂れ具合がこうだら~んとしていて、実にリアル。その背中がまたぐにょ~んと伸びているが、キュゥべえってそんな身体やわらかかったんだな。(ぇ



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歩く仕草がとても自然で、横などから見るとそれがよくわかります。
風をはらんでいるのか、ほむらの髪や腰の後ろのリボンがふわっと浮き上がっています。且つ、ほむらから見て右から左に吹き抜けているよう。



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出来映えは最初にも触れたとおり、もう一声ですかね。ぱっと見、よくできているようには見えます。と言うか、箱から見た時は問題なさそうだなとか勝手に思ってて、開けて撮り始めてからいろいろと・・・あぁぁぁぁ・・・っと(苦笑








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でも、顔はよくできている。再現度もいいですし、イメージにある強い意志がこもっているのもわかります。強い意志って言っても熱いようなキャラクターではなく、ほむららしい冷静というか冷淡、見た目静かなんだけどその中には熱い炎が燃えているようなそんな印象です。
アイプリもいいですし、頬の赤みもとてもいい。口は真っ直ぐではなく、ややへの字に近い弧を描いています。

前髪も良い感じですが、溝に少しバリがあるなど精度があまいかな。左のハネているところとかは満足出来るところ^^ ヘアバンドはようできてるし、隙間も違和感なくて綺麗ですかね。





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側頭部も髪は立体感ありますし、一房一房の間の溝も綺麗。真っ直ぐ平坦ではなく浮き沈みがあるなど、髪の柔らかさを感じさせます。
一方、耳が・・・しかも、この右側だけ耳が残念でした(´・ω・`)



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左はこんな感じ。



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後ろでなびいているところも髪造型は綺麗で、申し分ない。毛先のくねった感じも風にあおられているのが想像できていいでしょうか。







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学生服をモチーフにしたような魔法少女の衣装で、ケープを思わせる部分はややたわんでいるなど質感を意識した造型がされています。襟も縁の白いカラーが綺麗に塗られているなど仕上がりは悪くない。リボンも出来映えはまずまずいいですが、バリが少し残っていますね^^;



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胸元は・・・まぁうん。
ってか、金髪の人が圧倒的すぎるのです( ー`дー´)

それでも、慎ましやかな膨らみとそれを表すかのように、シワが入っていますね。袖などもそうですが、シワ造形はなかなかどうしていい。
中心のラインが一部薄くなっているのがちょっと残念だったかな...



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襟のところも合わせて、他のアングルも...
襟の質感とかはほんといいですね。



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首下の白い塗装がちょっと惜しい^^;





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中心の生地が垂れるのに従って、弧を描くようなシワが入っているところがリアルさあります。また、お腹に押し出されているのか、裾の方は左右から引っ張られているような横真っ直ぐのシワになっているのもいいですね。フィットするほどではないですが、それなりにぴっちりした衣装なのでしょうか。



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燕尾服の後ろの部分を、前に持ってきたようなデザインの裾。縁の黒い塗装が綺麗に塗られている他、左側がふわっと浮かんでいて、でも、波のようになびいているなど細かい





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スカートの前の方は、歩いているからか肌に吸着するような感じで、且つ、前に出している左脚のふとももに押し出されている感じ。ここもシワ造形が丁寧に造られています。
白い裾もいいですが、バリ取りがあまく粗い感じになっているのが残念



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右側の方もシワやスカートのドレープはいいですが、裾の縁を見るとちょっと・・・ね^^;







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お背中側。ケープの後ろは三角形のようで、やはり中心のところが垂れているのが良い感じ。ただ、こちらは吹き上がる風に持ち上げられているようにも見えます。
前と同じく後ろにも斜めのシワが入っています。前の方から繋がっているシワもあって、やはりフィットした感じが多少見えますね。



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アングルを変えたのも...



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衣装の裾も風を少し受けていて、ふわっと浮き上がっています。裾の先が垂れていることから、風が服の中に入っていっているのがよくわかりますね(´▽` )
リボンの出来映えも上々。前の方のリボンよりもバリが少なく、綺麗な仕上がりですな!



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また、リボンの横がやや垂れている感じがまた自然な感じでいい。
スカートはドレープの溝がシワの入っているところの上と下でかなりずれていますが、これは・・・いいのかな。シワが入っているところが折れて中に入っているからこうなっているのかな。



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全体的には悪くないけど、やっぱり縁にバリがあるのが残念ね。



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リボン自体はさきほどにも触れた通り、よくできています。先にある黒い部分周りも、塗装の塗り分けが綺麗。







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肘を少しだけ後ろにやっていて、でも、手首のところまで伸ばしている右腕。腕は下ろしているものの、右手には力がこもっています。
腰とかの部分同様に、二の腕辺りの袖が垂れてシワができているのがよくできています。肘のところは少し曲げているのでもちろんシワが。



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(画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。替わる方のURLはこちら

右手に持っている銃は質感もいいですが、特徴がかなり細かく再現されています。特にグリップのごつごつした感じはかなりリアルでいいね。
画像を切り替えると、銃を持っていない写真になります。人差し指のところに少しだけバリが...まぁこれはそぎ落とせばいい気もしますが。



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(画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。替わる方のURLはこちら

反対側もこの仕上がり。細かい部分まで造型がしっかりしていますね。




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左側には砂時計と銃器を仕込んでいる四次元ポケット的能力を持つ盾を装備。中心の分割部分がちゃんと造型されている他、メタリック塗装も綺麗に塗られています。
袖のシワは左腕の方もよくできているでしょうか。盾を固定しているブレスレットもいい出来映えですし、袖がしっかり食い込んでいるのもいい。





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キュゥべえは最初辺りにも触れたとおり、死んだようにだら~んとしています。力が入っていないのがはっきりとわかり、まるでやわらかいぬいぐるみを持っているかのよう。
耳のグラデーションが綺麗な他、金色のリングも上々の出来映え。
背中の赤いリングの塗りがあまいのが惜しいかな...



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こちらの手パーツは差し替えすることで、キュゥべえを持たないようにもできます。
さきほどの手パーツもそうでしたが、左手に装着されたソウルジェムは大変良くできています( ´∀`)b

手の平もシワの線が再現されていたり、関節のシワも入っていていい。







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おみ足は歩いている様で、膝のところで少し曲げつつも脚を伸ばしています。実際、時間遡行する時に歩いていたかどうかというところはありますが...(まぁ時間遡行中は書いていない)
黒いストッキングのような履き物は足の先まで一体型になっており、ブーツとストッキングの両方を兼ねているよう。
炎のようなエフェクトは時間遡行を行う際に発生する魔力によるものでしょうか。まるでほむらを纏っていたかのよう。



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別方向も。





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おみ足は華奢で、ふとももの年相応に細い。前の正面はややかたい感じにも思えますかね。



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さて、黒ストブーツの側面には菱形の模様。
実はここがこのフィギュアで一番がっかりだったところ。とにかく雑、雑過ぎる。はみ出る出ないうんぬんの前にサイズがあってなくて、まぁ粗いこと粗いこと。



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左側も同じくで全くあっていない。撮影のモチベーションが下がったところでしたね.....(´・ω・`)







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ふともも、後ろの方はこんな感じ。やはり華奢なので、むちむちしたような感じはないです。
ここは年相応で、ごく自然的なことではあります。物足りないけど(コラ





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黒ストブーツが肌にフィットしているので、膝の丸みもやや意識されているでしょうか。



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膝裏の膕もフィットしていて、左脚の方が特にそれが感じられるでしょうか。右脚は生地が上下から引っ張られて、中心のところが肌にフィットせずにピンと張っているなどストッキングの特徴が再現されています。





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ふくらはぎの膨らみも意識されていますが、やはり少女にあった華奢なものになっています。



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ブーツはつま先からかかとに至るまで、丁寧に造型されています。靴裏との間の繋ぎ目も再現されているなどいいですな!







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台座にはローマ数字が刻まれた時計を表したもので、周りを見るからに歯車を意識しています。数日の部分は浮き上がったように造型されています。
数字の造型も丁寧ですし、周りの歯車の凹凸も申し分なし。



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台座からほむらを纏うように浮かび上がっている炎のようなエフェクトは、クリアパーツで造られています。
揺らめくようなデザインが立体的に、丁寧に造られています。



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紫一色ではなく、ところどころ明るい赤紫も混じっていてグラデーションがかった色合いになっているのがいいね!







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そして、何時ものローアングル。っても、前の方はスカートがふともも辺りに密着しているためか、鉄壁と言うほどでもないですが結構ローアングルにしないと撮れない。・・・くっ(ぉぃ
と言っても、そんな期待するほどのものはなかったです、はい(ぉぃ





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後ろは、華奢な体型にあったぷりけつ。黒スト越しにパンツがあるような造型もあるなど、デザインのシンプルさがありながらも細かい。パンツのところにはやや厚みがあり、履いている感じが表われていていい。

ただ、残念なのは接着跡がところどころ残っていることでしょうか。黒いストッキングなだけに、余計な白が本当に目立つ。そして、がっかり(´・ω・`)



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あと、右尻の方にちょっと切り跡みたいな(罅?)があるのも残念なところで...いやほんと残念...








以上、時間遡行ほむらでした。
あとは適当に...

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まぁ、ぱっと見では悪くなかったので、それだけは救いだったんですけどね。
最悪、スカートの中は置いといても、ストッキングの菱形は許せんですわ(; ・`д・´)

まどマギ展でデコマスの良さを見ているだけに余計に残念です。




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以上、アニプレックス 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら 時間遡行ver.でしたー

髪の感じとか衣装の質感とかはとてもよかったです。それだけに、いろいろ惜しいなぁと思うところでしたね。デコマスはとてもよかったけど、量産であぁ残念というよくあるパターンですが・・・まぁ外れ引いたなというのが正直な感想。特に前述したストッキングはいただけなかったです(´・ω・`)




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