

バンダイ 機動戦士ガンダムSEED METAL BUILD フリーダムガンダムのレビューです。
バンダイがロボットフィギュアの最高峰ブランドとうたっている 『METAL BUILD』 シリーズの第2弾として、2012年に発売されたフィギュア。その再販分です。初版では塗装があまりよくなく評価が・・・だったそうで...
かなり前にロボット魂でレビューしたストライクフリーダムの前に、キラ・ヤマトが主に搭乗していた機体がこちらのフリーダム。ザフトが連合から奪取した4機のガンダムの解析データを基に、ザフト兵器開発の成果を導入・開発された機体。視聴者や作品の登場人物からはガンダムを付けず「フリーダム」と呼ばれているが、そもそもの名称もフリーダムであり、商品名のようにフリーダムガンダムと呼ばれたことは作中ではない。核エンジン搭載により無限のエネルギーが供給されており、兵装の出力・稼働時間が大幅に向上している。おなじみビームライフルや腰のサーベルの他、ウイングの中にプラズマビーム砲、サーベルを固定している両腰には展開することで使用できるレール砲と砲撃武器が多くある。くわえて、マルチロックオンが備わっており、ビームライフルを含めたフルバーストでは多数の機体を同時に攻撃できるという設計がされている。(ただし、キラはほとんど戦闘において意図的に完全撃破までは行わず、機体の戦闘不能までにとどめている)
フィギュア自体は、SEED DESTINYのチーフメカ作画監督である重田智氏の監修を得ており、可動機構の細かさや、作中でも見られるほどの優れた躍動感が再現されている。METALと言うだけあってダイキャストも多め?に使われているようで、重厚感もなかなかのものである。ただし、前述通り、初版では量産の出来が・・・特に塗装が酷かったそうです(苦笑
METAL BUILDとしては春辺りに出ているレーバテインの方が量産分としてもかなり出来映えがいいそうです。ただ、個人的にフリーダムの方が好みなので、こちらを購入。っても、発売した時期はかなり違いますがw
作品名 | 機動戦士ガンダムSEED |
発売元 | バンダイ |
販売元 | バンダイ |
発売日 | 2014/08/30(再販分) |
全高 | 約180mm |
仕様 | PVC/ABS/ダイキャスト 塗装済み可動フィギュア |
撮影使用機材 | PENTAX K-50 + AF360FGZII |


アクションフィギュアなので厚みは薄いですが、縦横はスケールフィギュアぐらいの大きさがあります。
レーバテインなどもこれぐらいのサイズだったので、多分、大きさは合わせているのかな?


破損への配慮か、中身は発泡スチロールと段ボール蓋に包まれています。説明書も同梱。
更に袋で封入されているなど、かなり丁寧な梱包になっています。そんなに破損しやすいのか、このフィギュア:(;゙゚'ω゚'):

とりま、中身を出してみる。こちらは本体と台座。並べるとわかるこのサイズ・・・台座でかすぎやろw
でも、これぐらいじゃないと支えられないのかな。

他、付属パーツ。握り手がサーベル用、ライフル用とあるのですが、サーベル用が持たせた時にサーベルが手から垂直になるのと斜めになる2パターン付いているのが何気にいいね。
右下にある黒く小さいパーツはシールドに使います。(後述)



3方向ぐるり。全高180mmとULTRA-ACTよりも高いのかな。その分、精密に作られており、くわえてややメタリック感があります。まさにMETAL BUILD(ぇ マーキングなどもしっかりプリントしてあって、ぱっと見は概ね満足・・・なのですが...
初版では前述通り、塗装に問題があったようでして・・・こちらの再販分はどうなんでしょうかね。自分で見た感じではそんな悪い気はないのですが。
そんなことよりもショックだったのが、関節が・・・ 膝 の 関 節 が ゆ る い ! !
とにかく緩い。立たせるだけなのに、膝カックンされた感じになっちゃう。開封してすぐですよ・・・こんなのってないよ。おかげで自立させるも違和感半端ない感じになっちゃって、正面から撮れないよ(´;ω;`) バックパックを背負わなければまだなんとかなるんだけど、それだとフリーダムにならないからなぁ。
とりあえず、不満と言うような不満はそれぐらいでした。関節緩いとか、バンダイ許すまじ...


アップで2枚ほど。塗装のはみ出とかは特になさそうでしょうか。モールドが細かく、やはり、ロボット魂に比べると意匠の再現がしっかりしてますね。
メタリック感あるのは一部ですが、重厚なイメージはこちらの方が大いにありますね(´▽` ) 白い部分もパール風味と言うか、やや光沢のある塗装ですな。


顔アップ2枚ほど。ここでちょっと気になるのが、額の赤い部分の端のところ。なんか塗装がはみ出ている気がするのですが、公式のサンプルを見るとそっちも少しはみ出た感じになっているのでこれでいいのかな。
目元から口にかけては綺麗に塗装がされていて、造型も申し分ない感じ。



仰向きから俯きまで、割と首の可動ができるようになっています。横に向かせても同じぐらい顔を上げられるのがまたいいところでしょうか。
そういや再販分なので可動の説明いらないかもしれませんが、まぁ一応ってことで。

上からも一枚。首下から肩周りも出来映えは上々。中心のところのモールド細かいですな!

(画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。切り替わる方のURLはこちら。)
腰の中心は周りの青いパーツとは別個体になっており、このように上下に可動させることができます。これと頭部を俯かせるだけで結構前屈みになりますね。

くわえて、腰のところで上半身と下半身を別に可動させることもできます。要は腰がひねれる。


腕周りもいい出来映えですが、肩アーマーに少しばかりのバリが

ザフトのプリントは綺麗ですな!


(右側の画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。切り替わる方のURLはこちら。)
肩アーマーは後ろ側だけ腕と固定されており、写真のように縦にまわすことが可能。
くわえて、プリントのある前装甲部分も付け根で可動ができるようになっているので、単独で展開もできるようになっています。

後ろ側もパシャリ。

よくあるアクションフィギュアと同じく、手首と肘が可動します。肘は上と下の2箇所が可動するので、より自由度のある可動ができるようになっています。
そしてそして、赤丸をしてあるところが横に可動するようになっています。なので、腕をお腹の方に引き寄せたりすることも可能。この横の可動は自然なポーズを作る上で、結構、重要だったりします!(自然なポーズを私が作れるかどうかはおいといて...
※ このポーズについては気にしないでください。

腕を上げるのはだいたいこれぐらいまではできそうな感じ。
※ このポーズについても気にしないでください。
続いて、おみ足。こちらも特に塗装のはみ出とかはないですかね。上半身に比べるとメタリック塗装は少なめですが、その分、白い光沢が目立ちます!

(画像にカーソルを合わせると、画像が切り替わります。切り替わる方のURLはこちら。)
前垂れのプリントもばっちり! 左右それぞれが可動できるようになっています。ボール型の関節で固定しているようで、縦にも動かせますし横も問題なし。
関節に金属質のパーツを使っているので、ロボット魂のような違和感で気になる感じにならないのが何気に嬉しいでしょうか。


後ろの方はこんな感じ。こちらは縦に可動するだけですが、展開させることが可能。ちょうど台座を固定するところがある左右の黒い部分が軸になっているのかなぁ。

前述したようにこのフリーダムは膝関節が緩すぎるので、こうして見ると足首曲がりすぎだろって感じが^^;
モールドとか出来映え自体は不満ないんですけどね...出来映え自体は...

足首も自由度ある可動になっており、脛のところから斜めの角度に持っていくことも可能。SDXみたいにある程度は地に足付けるポーズもできるみたい。

後ろの方はこんな感じ。後ろ側も概ね良好な出来映えですねぇ。
っても、色は白ばっかりなので塗装のはみ出もあるわけないですが。

ふくらはぎの辺りのスラスターも展開出来るようになっています。

肘と同じく、膝も2箇所の関節なのでかなりの可動域を誇っています( ´∀`)b

お背中にまわって、こんな感じ。ついでに撮り忘れてた後頭部もパシャリ。
バックパックで見えない部分もメタリック塗装になっているなど、出来映えは上々。

そこにバックパックを装着。凹凸には引っかけもあり、しっかり固定されます。
バックパック自体の塗装も申し分ないですな(´▽` )

そして、ウイング。少しアレンジが入っていますね。


ウイングは広く展開が可能で、特に長いウイングの間にはプラズマビーム砲が挟まれる形になっています。通常はこのプラズマビーム砲にウイングを固定しています。

繋がっているところが円形になっており、これのおかげで広い可動ができるようになっています。


展開させるとこんな感じ。プラズマビーム砲は使用しない時は片方に固定しておくといいみたいですが、見下ろしだと前からでも見えちゃってますね。
バックパックにあるウイングの付け根のところも可動できるため、やろうと思えばウイングを前に持ってくることも出来ます。実際、前に持っていくことはまぁないですが...
続いて、プラズマビーム砲と腰のレール砲。

プラズマビーム砲も塗装が綺麗に塗られているかなと思います^^

腰のレール砲は、通常は折りたたまれています。こちらも申し分ない出来映えで満足d(´▽` )

こちらは、写真のように前後に展開が可能。

そして、真っ直ぐ開くとレール砲になります。

黒いところはグリップで横に可動することができるようになっており、このように握り手で持たせることも可能。こちらはサーベルの握り手などを使えばいいようです。

続いて、ガンダムの武器と言えばこれ。ビームサーベルです。
ビームサーベルは腰にマウントしているパーツを外して使います。

サーベル部分はクリアパーツ。従来のガンダムよりも長めになっていて、これは核エネルギーの高出力によるもののようで。

アンビデクストラス・ハルバードと言う薙刀タイプとしても使用可能!

こちらは両方のパーツを使い、柄を連結させます。

シールドを持たせることができるようになっています。


上の方にある黒いパーツは、肘にシールドを装着させたい時に使います。
最初からシールドに付いている方の関節では、写真のように肘の繋ぎ目の右側にくるようになります。

最初辺りの写真で触れた小さい黒いパーツに差し替えると、このように肘に直接くっつくような形になります。
この辺はポーズに応じてお好みで!

シールド自体もいい出来映えです( ´∀`)b
モールドもいいですし、塗装が綺麗ですわぁ。メタリック感あって、さすがMETAL BUILDと言いたくなる出来映え(ぇ

最後は、ビームライフルです。

こちらはトリガーに人差し指を添える握り手があるので、それで持たせます。

こちらも青がメタリック感あってかっこいい!

また、ビームライフルは後ろ腰に装着させることもできます。

そして、台座。見た感じ、ガンダム用のハッチを再現したデザインのようですね。



フリーダムの腰の後ろ側に固定出来るようになっており、固定には2タイプのサポートパーツが使用出来ます。個人的にはホールドする右側の方が使いやすい感じでした(´▽` )
ではでは、後はポージングした画像をば。


ロボ魂ストフリの時も言った気がしますが、劇中のポーズ自体はほとんど覚えていないのでやっつけ(コラ



膝関節があんな感じなので、もうひたすらに台座に乗せてからのポーズです(`・ω・´)



薙刀タイプよりは二刀流の方がかっこいいかなぁ(個人的にはですが

腰のレール砲だけで撃つなんてことがあったかどうかは覚えていないけれど...

レール砲とかプラズマとかありますが、ビームライフルだけのポーズもいいよね。

あと、プラズマビーム砲は頭部のアンテナと干渉しやすい位置にあるので、注意してないとボキッとかやっちゃいそうで怖かったです(゚A゚;)



フルバースト!!
空いた左手の位置に悩みますね^^;

撮り忘れていたのでこちらで触れますが、ビームライフルのトリガー前にある細い部分は左手用のグリップになっていて、横に曲げることが出来るようになっています。
両手持ちしたい時にはこちらも。
オープニングの様なポーズもやってみたけど、ちょっと煽り過ぎかな^^;


以上、バンダイ 機動戦士ガンダムSEED METAL BUILD フリーダムガンダムでしたー
結局のところ、膝関節さえ・・・膝関節さえよければ(/´△`\)
メタリック感ある重厚な精度と、細かいギミックがよく、付属も充実していて遊び甲斐がありますね。実際に重量もあるので、それも合わさってかっこいいですわ(´▽` )
ロボ魂に比べるとお値段高いので、その分、でかさと細かさが充実しています。ギミックにこだわりが感じられるので、量産のクオリティさえよければ素晴しいシリーズと言えますね。
まぁ、新たにMETALロボット魂というのが出てきたので、このシリーズはもう出ない・・・かもしれませんがw
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