
軽快に持ち歩け、手にピッタリなじむラウンド・フォルムとあるK-50。向井理さんが出演しているCMでも、アクティブに動きながら撮っている印象が強いです。と言うことは手ぶれ補正もいいんでしょうかね? だったら、手撮り派の私には大変嬉しいものですはあります!
私にとってはK-xに引き続き、2つめの一眼になります。twitterで少しだけツイートしていましたが、先月末ぐらいだったかにK-xがまたまた故障(ぉぃ)させちゃいまして

発売元 | RICHO IMAGING |
販売元 | RICHO IMAGING |
発売日 | 2013/07/05 |
みるまうすが開封した日 | 2013/08/30 |
画像ファイル形式 | RAW(DNG)、JPEG(Exif 2.3)準拠、DCF2.0準拠 |
記録媒体 | SD、SDHC、SDXCメモリーカード(Eye-Fiカード対応) |
付属 | ● USBケーブル ● ストラップ ● 単3形電池ホルダー ● 単3形リチウム電池4本 ● ソフトウエア(CD-ROM) ● ホットシューカバーFK ● ボディマウントカバー |
撮影使用機材 | RICHO CX5 PENTAX K-50 |
詳しい仕様は公式サイトに。 |



パッケージはこちら。白と灰色など落ち着いたカラーパッケージですね。これはK-xの時もそうだったかな。
最初の商品名にもありますが、今回はレンズキットにしました。実はまぁK-xのとほぼ同じレンズなのですが、K-xの時と違って防滴仕様になっているそうなのでこちらは被ってもいいかなと購入。ダブルズームにしなかったのは、ぶっちゃけた話、だいたい屋内撮影なので長い方のレンズは出番ないのよね。K-xの時の長いレンズ(55-300mm)もほとんど使わなかったため、こちらはいいかなと言う理由で。

保証書や説明書など。

本体などがこちら。レンズの方にはレンズの説明書も付いてました。
リコーに吸収されたのでストラップとかロゴは変わるかなと思ってましたが、これはK-xの時と同じですね。
ちなみに、K-30では充電式のバッテリーが付いていますが、K-50にはそれがありません。まぁ私はエネループ派なので、特に問題ない話ではありますがw 他のメーカーに手を出さないのもこの電池で使えるという面が多少ね・・・(勘違いないように言っておくと、K-30は電池も対応しています

まずは、ボディーだけでパシャリ。こちらはレギュラーカラーの一つ、ホワイトです。オーダーカラーだと真っ白にも出来ましたが、それはちょっとあれだったのでこちらにしました。
ちなみに、他のレギュラーカラーは基本の黒と、ピンクです。(レギュラーカラーのピンクはこちらの白い部分がピンク色になったもので、全てピンクではない)
オーダーカラーだと、全120パターンほどの選択出来るようになっています。

後ろはこんな感じ。ボタン配置などはK-30とほぼ同じみたいですね。
ただ、今まで使ってたK-xとは少し違う感じになっています。
まずライフビュー展開のボタンが画像削除ができる左上のボタンのところになっています。これは結構いいかもしれない^^
一方、K-xではMENUがあったところにINFOがきてMENUが横にずれたので、K-xに慣れてしまっている自分はこちらに慣れるのは苦労しそう。撮っている間も何度かMENUを開きたいのに、無意識にINFOボタンを押していたりねw そういう部分ではAF/AE-Lボタンもうっかり押してしまうことがあったり


正面にはPENTAXのロゴ。ここの形はK-30とは違うようですが、K-xとは結構近い造りになっていますね。

左サイドにはRAW/Fxと言う、私の知らないボタンが増えていますね。このボタンは、幾つかの機能から一つを設定して使うことができるみたいです。「記録形式に関わらず、RAW画像とJPEG画像を一緒に記録する機能」、「光学プレビュー」、「露出ブランケット」などなど。
また、下のAF、MF切り替えのところに。Cと言うのがありますね。K-50ではレバー式になのですな。

右側には電源レバーの他、露出補正ボタンや、シャッターボタンなど。

後ろの左側には、ライフビューボタン。隣に青色でゴミ箱のアイコンがありますが、これは再生モードでの機能で、こちらのは画像削除ボタンになります。

そして、MENUなど主に使われるボタンなど。実はここら辺のISOとかもK-xからすると少し位置配置が変わってたりするんだけど、まぁK-xからは結構経っていますしね。
電子ダイヤルはK-xから変わってないですが、K-50には前の方にも電子ダイヤルがあります。前電子ダイヤルはK-30にもあるようで。


カードスロットは変わらず、右側にあります。ただ、カードカバーの形状が少し変化しています。真ん中に丸い凹みがあるのに加え、矢印のところだけ出っ張っているので、そこに爪を引っかけ引きやすくなっているでしょうか。



下の展開もK-30からは変化はないようですが、K-xとは違ってバッテリーを固定するための引っかけがありますね。また、K-xでは一本一本単体で差し込む仕様だったのに対し、K-30やK-50は単3形電池ホルダーに電池を固定してから差し込む仕様のようです。そのためカバーを開封した時に誤って電池が落ちることもないですね^^


ではでは、レンズを取り付け。黒以外を指定すると、レンズもそれに応じた色になるんですな。
レンズフィルターは今回も取り付けています。プロの方からすると付ける必要がないようですが、素人にとってはどうしてもいるんですよね、これ。傷もそうですが、誤って手が触れた時のこととか、埃もね^^; レンズの回すところの溝が細かくなっており、手になじむ仕様なのがいいですな~

K-xと並べてみる。もともとK-30の後継機らしいので、デザインなどは結構違っていたりしますね。K-50を触っていて外観的に違うなと感じたのは、右手で掴む手前の方。K-50の方はそこが凹んでいる造形なんですが、それが結構手になじみます。このなじむのはおそらく、K-50の握る部分がラバー素材になっているからでしょうかね。K-50は、とにかく掴みやすい仕様になっているかなと。
あと、重量はK-50の方が少し重量感ありますね。ですが、言うほど変わるわけでもないので、持ち運びには確かに向いているかも^^ 個人的にはK-xの時より、本体とレンズの重量バランスが良い感じです。まだ使い始めて間もないので、もう少し使うと変わるかもだけど(ぉぃ

後ろの方はこんな感じ。K-50はファインダーが液晶の中心に合わさる位置になっていますね。
K-xでは視野率が約96%だったのがK-50では視野率100%になっているようで、ちゃんとファインダーに写っている通りに撮れるようになったのは嬉しいかな^^ とは言え、今までそこまで視野率に細かくこだわっていたかと言われると・・・・ですがw

さすがにモードも結構変わっていますね。

起動すると前のもあった設定画面からスタートするので、今回もちまちまと設定。

そして、画面が起動。画面の各項目の配置などはそんな変わってない気がします。
ただ、操作方法が変わっておりますね。K-xの時は電子ダイヤルが一つしかなかったので、露出補正ボタンで切り替えてシャッタースピードとF値、露出をそれぞれ設定していきました。
んで、K-50は電子ダイヤルが2つあるため、前電子ダイヤルでシャッタースピードを、後電子ダイヤルでF値を設定できるようになっているので、露出補正ボタンでいちいち切り替える必要がないのが嬉しい! ちなみに、露出は露出補正ボタンで切り替えてから、後電子ダイヤルで調整します。
とりあえず、RAWに変えて、ISO感度を見てみます。

100とか200ではノイズとかそんな変わらないと思うので、400から・・・。

被写体はこちらw
っても、これうっかりだったんだよね・・・白っぽい背景じゃダメじゃないかorz まぁフィギュア自体には変化があるのでいいんですがね。

続いて、800。ちなみに、シャッタースピードをいじってるのは露出を同じになるようにしているためです。
うっかり何時も通りに撮ったら、ISOが6400とかになると明るすぎて何も見えなかったので(ノ∀`) F値がえらい高くしてあるのもそのためです(ぉぃぃぃぃ

400に比べてもそんなに変化なく・・・ただ、髪の方を見ると少し・・・すこーしだけノイズがある・・・かな?

続いて、1600。

明らかにノイズが増えましたが、気になるレベルではないですね。


3200でも結構なノイズになりましたが、まだいけるかな。


続いて、6400だとこんな感じ。白めながら背景の方にも若干、ノイズが目立つようになったかな。


12800です。ここまでくると、さすがにフィギュアでは辛いところですね。
ただ、フィギュアの場合はここまで上げることってまぁないと思いますがw




25600と51200です。後者に限ってはもう無理ですね

あと、景色で撮る場合だとまた印象が変わると思いますので、また機会ある時に撮ってみたいところです。これ届いた時はちょっと雨天続きだったので、さすがに外に出たくなかったのでw
何枚か撮っていて思ったのは、ピントを合わせる速度は少し遅めでしょうか。シャッター音はK-xよりも静かになっている気がします。

個人的に、変わったなと思ったのがあと何点か。まず、この右側にある測拠点なのですが、K-xではOKボタンを押すと切り替え画面に代わって電子ダイヤルなどで設定を切り替えられましたが、K-50ではそれができなくなっているようで。(設定でできるようになるかもしれないけど) また、画面のように11点からセレクトできるようにしている場合は、この画面でも設定ができるようになっていました。ただ、やはりオートとかに切り替える場合はINFOかMENU画面でやらなきゃいけないのが不便・・・(;´∀`)

K-50では動画ファイル形式が、『MPEG - 4 AVC/H.264』になっています。このカメラを選んだ理由の一つがまずこちらですかね。
画質設定なんかも細かく出来るので嬉しい限り^^

記録サイズは、
FullHD(1920×1080、16:9、30fps/25fps/24fps)
HD(1280×720、16:9、60fps/50fps/30fps/25fps/24fps)
VGA(640×480、4:3、30fps/25fps/24fps)
になるようで。
Motion JPEGだったK-xの時より変わっているので、録画時間も最大25分までいけるようになったようです^^ ただ、やはり内部温度上昇の問題はあるようで・・・w

それから個人的に嬉しかったの点の一つ。ホワイトバランスのマニュアル設定がなんと3つまで設定できるでないの!(゚д゚ ) K-xの時は一個しか無理だったので、これは非常に嬉しい。
私はころころ背景を変えますが、だいたい青とピンクはよく使うので、2と3だけ予めそれにしておけば楽・・・かもしれないw

あと、ホワイトバランスを色温度で決めることもできるようになっていました。



K-xの時にはなかった(と思う)TAVモードというのが増えています。これはシャッター有線の自動露出のTVモードと、絞り優先の自動露出のAVモードが合わさったもの。つまりシャッタースピード、F値の両方が設定できる自動露出モードで、それに応じてISO値が変化します。使ってみないとなんともですが、イベント系の展示だとこれが結構活躍するかもしれないですね。
あと、K-xではMモードでいじると使えたバルブ撮影モードが、モード切替でできるようになっていました。これもまた外で活躍する機能なので、また何時か...(ぉぃ

あと、こちらも嬉しかった点のひとつ。ファインダーの中で赤い光が見えますが、こちらはスーパーインポーズという機能。今までK-xしか触ったことがないので知らなかったのですが、こんな機能があるんですねw
これはシャッターボタンを軽く押して被写体にピントがあった時、ピントを合わせた部分が一瞬だけ赤く光る機能。これがあることで、暗いところでもどこにピントを合わせているかわかりやすい。K-xには付いていなかったのでだいたいこれぐらいの位置だろうなという記憶と勘で撮っていたので、この機能は本当に嬉しいことのこの上ない!
セレクトやスポットなどピントを部分を指定している場合はあらかじめそこが光るのですが、オートなど自動でピント位置を合わせる場合はちゃんとあったところが光ってくれるという便利さも。
他にも機能はいろいろあるけど、見新しいのはこんなところで。
最後はK-xの時にも魅せてくれたデジタルフィルター加工機能です。K-50にはK-xにあったデジタルフィルターがほとんど搭載されていますが、加えて増えた機能もあります。(K-30とは変わってないかもしれません)

まずはサンプルとなる画像を一枚。

K-xでよく使っていたハイコントラストと、

水彩画も実装されています。

もちろん、パステルもありました^^
そして、ここからがK-xにはなかったもの。

まず独特のコントラスト加工を行うドラマチックアートです。立体物が映える感じになりますな~

続いて、デッサン。鉛筆で下書きしたような加工が行われます。これはまたすげぇ・・・(゚A゚;)

パラメータを上げると、さらに鉛筆らしさが出るでしょうか。

最後は、ポスタリゼーション。画像の階調を落として、手書きのような雰囲気を出したフィルター機能。
これは確か、K-01にも実装されていたような記憶があります。ヨドバシのK-01試写体験会かなんかやっていた時に触って見ましたね。

更に強くするとこんな感じ。本当は顔も明るくなるはずなんですが、おそらく顔に影がかかっていたのでこんな感じにw
あとは適当に撮ってみたり...



カメラ本体のところでフォーカスのレバーについて触れましたが、そこにあったCについて。
あのCと言うのは、基本はAF重視で撮るけど、ピントが合わなくてもシャッターが切れるようになるモード。つまり、普通のズームレンズでカメラを近づけすぎるとこうなるw


被写体のチョイスに他意はないですよ。はい、他意などあるはずが(ぉぃ

この間撮ったイルマも加工してみました。
伏線と言うわけではないのですが、実はイルマのレビューに使った写真にはK-50で撮ったのもあったります。イルマをアップした時点で、撮影使用機材のところにK-50の名前も記載。なので、それを見て、気付かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
イルマはK-xで撮っていたのですがその辺りでシャッターの故障が起きていまして、結局、イルマを撮り終えた次の日には動かなくなっちゃいました。が、実は撮れていなかった分が後でわかりまして、急遽、K-50も使うことになった次第ですw そのため、イルマの後に撮っていたダンボーミニを急遽前倒しでレビューすることになったわけですね、はい。


以上、PENTAX K-50 レンズキットでしたー
個人的には好感触で、当然と言うべきかK-xより使いやすい部分はあります。握りやすさもいいですし、充実した機能で満足しています。風景撮影や動画も今後使っていって、いろいろ機能を使ってみたいところですね~。今のところ屋内で使える機能しか使ってないからw
防滴はおまけ程度でしょうけど、ないよりはいいですね。
最後に・・・フラッシュを撮り忘れてたわ(/´△`\) フラッシュというと、オートストロボもぼちぼち買うべきだろうか...
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RICOH デジタルカメラ CX5を購入~。
ついに我が家に一眼が・・・ ~ PENTAX K-x



私もK-50 ダブルズームキット購入を検討しています。本当は、18-135が欲しかったのですが、値段が高すぎるので、現在はダブルズームキットねらいです。
一眼は初めてです。
使い勝手のほうはいかがでしょうか
単三電池仕様が少し気になるのと、店頭で触ってピント合わせ時のズーム音が少し気になりました。
良いアドバイスをいただけるとうれしいです。
コメありがとうございます~!
あー、私もそれは考えましたが、やはりまだ値段が高いですよね。私みたいにフィギュア撮るだけならあれですが、屋外なども撮影されるならダブルズームでいいと思います。(と言うか初めてならダブルズームが無難かなと
電池の仕様ですが、公式ページに使える電池の種類とか書かれていたと思います。あと、別売ですが、充電式リチウムイオンバッテリーも売っておりますので、電池が嫌ならそれを買うのも手ではありますね。ズーム音は私は前のカメラがK-xと言うのもあって慣れてしまったので、なんとも意見しにくいところですね。細かいところまで調べたいなら、おそらく価格.comとかを見た方がよろしいでしょうね。
私はペンタックスを使っていたからK-50を買ったところもありますが、他のメーカーで初心者向きで性能が良いので同じぐらいの値段でキャノンのEOS Kiss X7かX5とかもありますね。こっちも結構好評らしいです。後々レンズも買っていくなら、最初に買うメーカーとかも考えた方がいいです^^;
一方、ペンタックスの魅力は性能も当然ありますが、K-50やK-30はカラーの種類が豊富であるところがそれの一つです。あと、他のメーカーにあるかどうかはわかりませんが、レビュー内でも触れているデジタルフィルターですね。私はホビーにしか使ってないですが、建物とかでも使うと特徴的な写真になったりします。ペンタは電池仕様なので、バッテリーがいざ切れた時にコンビニなどで電池を買ってなんとかできるという点もありますかね。
ファインダーの性能は断然ペンタックスの方がいいみたいですね。K-50はスーパーインポーズや視野率100%と言うのがいいですね。まぁでもそれ以上に、K-5 IIの方が優れていますけどね^^; ただ、ペンタはキャノンほどの大手ではないため、周辺機器の部分ではキャノンには劣るみたいです。
結局のところ、一定のラインを越えた性能のカメラはどこのメーカーにもありますので、あとは手に馴染むかとか軽さとか設定などの便利さ、後々レンズなども買っていくなら・・・ですかね。アドバイスになったかどうかはわかりませんが、私の意見はこんなところです。
適切なコメントかなり参考になりました。
じっくりと、考えて、年末か年始に購入します。
ありがとうございました。
昨年12月中旬にご相談したCyapuです。
カメラのキタムラでK-50ブロックダブルズーム購入しました。
早速楽しんでおります。
K-5Ⅱも考えたのですが、正月の安売りとキャンペーンに乗っかりました。
まあ、どこまで使い切れるか不明ですが、頑張って良い写真を撮りたいと思います。
ではまた
おぉ、ご無沙汰しております。わざわざご報告いただいけるとは、ありがとうございます!
値段的にはK-50の方がよさげでしたが、買われましたか^^ カメラ単独の編集とかもペンタックスは結構使えるし、撮影でもいろいろできるので、なんでも試されてみるのがいいかと思います。自分もまだ全然使い切れていませんのでw
ではでは~(‘ ∇‘ )ノ
内蔵で電池使えるのはやはり大きいですよね^^
普段は予備のエネループも持ち出しているので困ることはないのですが、いざという時もコンビニとか家電ショップなどで普通に電池を用意できるのは嬉しいです。
バッテリー派のためにちゃんと別売でバッテリー買えますし、そこら辺もしっかりされていていいでしょうかね。




